$BNTXを買った看護師が感じた株式相場の違和感
🩺自己紹介
読者の皆様。はじめまして。
世界は今年もCovid-19に脅かされ続けていますね。私は看護師としてコロナ医療最前線の現場で働いている者です。
昨年、わたしは米国株を初めて購入しました。選んだのは医療銘柄のバイオンテック($BNTX)です。
日本のインフルエンサーが購入を強く推奨していたのと、少しだけ医療のことがわかるので現場の状況からワクチン株は買ってもいいのかな。という簡単な理由からです。
ファンダメンタル分析やテクニカル分析なんて微塵もありませんね・・。
初めて購入した株ですから、もちろん何もわかりません。毎日、株価の動きに張り付いていました(笑)
この株を眺めていくうちに「投資の世界の考え方が日常のそれとは違う」と痛感したことがありましたので、少し記してみたいと思います。
日本でコロナ患者が増え出した頃、わたしの職場でも毎日コロナ患者が増えていきました。現場は大変でしたが、アメリカはこんなもんじゃ無いんだろうなと感じたのを覚えてます。
パンデミックでしたからね.......みんながワクチンを望んでいました。
2020年11月20日、バイオンテックが(精密にはファイザーが)アメリカのFDA (アメリカの食品や医療品を世間に出しても良いのかチェックしてくれるところ。日本でいう厚生労働省のような感じ)に申請したニュースが流れました。
バイオンテックの株価は91.61ドル→93.16ドル (+2.92%)へ上昇を始めその後も右肩に上がっていきました。
もちろん、この株価の動きは世間がワクチンを待ち望んでいましたので当然だと思いました。そこから約1ヶ月後の12月11日、ついにそのFDAがバイオンテックのワクチンを緊急使用許可するというニュースが出ました。アメリカの人たちにワクチンが打てるのです!!
この日は株価は一時131ドルまで値を上げていました。


しかし、その日をピークに翌日から株価は右肩下がりになり、12月31日には80.69ドルまで値を下げていました。
私には、全く意味がわかりませんでした。
需要があるのに株価が下がるのです。ほんとにどういうことなんでしょうね………。
後に調べた結果
投資の世界では「ワクチンの性能が高いほどCovid-19が根絶されてしまうため、2022年以降も大きな利益を出せる可能性が低い。そろそろ利益確定をした方が良い!」との考えが高まったそうです。その結果、売り注文が増えたのかなと感じました。
実際、株価が下がっていくのですから投資の世界はそうだったようです。
(世界中がワクチンを買い求め、バイオンテック社は莫大な利益を生むとたやすく考えられるのに・・・)
初心者のわたしには、「投資のというのは浮世離れした世界」なのだとほんとびっくりしました。
投資をするのであれば、こういった考え方を身につけていかなければならないんだな。と思った事柄でした。
季節は過ぎて、2021年8月9日。
この日はバイオンテックの決算でした。売上高は53億1,000万ユーロ(前年比+12633.8%)予想の20億4,000万ユーロを上回っていました。
この決算で株価は10%超も上昇し、新高値を更新したようです。
Covid-19は変異を繰り返していますので、世界が集団免疫を確保するまでの数年は、共存した生活が強いられるのではないかと考えています。
ワクチンは需要が続きそうですね!株価もしばらくは下がりにくいのではないかと考えているのですが、こればかりはまだまだお勉強中ですのでよく分かりません。
バイオンテックはインフルエンザワクチンの開発や結核、がん治療薬の開発を進めているようです。
コロナワクチン以外にも期待されている開発中の薬がいくつもありますね!
まだ分からないのもありますが、バイオンテックという会社そのものが好きなので決算が良いうちは持ち続けてみようと思います!

著者:バロック 編集:YS
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