年初来高値更新後に反落。ドル円は反発するのか?それとも.....。
あいさつ
『YSのドル円観測日記』は為替(特にドル円)に特化した分析情報を提供しています。ファンダメンタル・テクニカルの両面でアプローチできる内容構成となっており、初心者の方でも読みやすい様にまとめています。
トレードに特化した内容となっておりますが、攻めではなく守りを重視しています。一般的な資金管理の許容範囲を超えない事を記事では重視しています。
記事は平日毎時正午ごろに掲載しています。
月曜日は先週の動きのまとめと、それを踏まえた上で今週の立ち回りや注意ポイントを掲載(不定期で無料公開)他の曜日は前日の動きと掲載日の立ち回りや注意ポイントを掲載(有料読者専用 ¥2,000 / 月で参加できます。ぜひご検討ください!)
下記の「登録する」から進んで頂き、ご登録頂いたメールアドレスに記事をお届けさせて頂きます。
▼先週のドル円動向の主なテクニカル&ファンダメンタル材料
◇週前半
(テクニカル)
・全時間足がパーフェクトオーダーで上目線。日足高値の151.721ラインを目指して上昇中。
・15分足以上のトレンドが一度も下降トレンド転換することなく、上昇を継続していたため、週初めは5分足規模のスキャルピング気味のトレード戦略を考えたい。(下記画像参照)
⬇︎
⬇︎
⬇︎
⬇︎
・その後、日足高値ラインも上抜け、最終目標地点である、昨年の最高値151.94ラインに到達。
・大きな利確売りが入り1時間足規模の下降トレンド転換発生。15分足の転換から戻り売りを狙っていきたい場面。
・しかしその後指標により急落。エントリーは少し難しかった。(指標発表後のショートエントリーはあり)
⬇︎
(ファンダ:ドル円上昇材料)
・日米金利差に着目した円キャリートレード
・株式市場の底堅い動き
・米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇
・ドル円が直近高値(10/31に記録した高値151.74)を突破したことに伴う仕掛け的なドル買い・円売り材料🔥
(ファンダ:ドル円下落材料)
・昨年の高値151.94を背にした戻り売り圧力の上昇➡︎短期筋の利食い売り🔥
・政府・日銀による介入警戒感の上昇
・米経済指標の悪化
米10月財政収支(結果:666億ドル赤字 予想:650億ドル赤字)
米10月消費者物価指数(結果:+3.2% 予想:+3.3%)🔥
米10月消費者物価コア指数(結果:+4.0% 予想:+4.1%)
米10月生産者物価指数(結果+1.3%、予想+1.9%)および、米10月生産者物価コア指数(結果+2.4%、予想+2.7%)
etc
・WSJニック記者のハト派的見解🔥
「米10月雇用統計と米10月CPIの結果は米FRBの最後の利上げが7月であることを強く示唆している」
◇週後半
(テクニカル)
・1時間足下降トレンドが進行し、日足上昇チャネル下限で1時間足がダブルボトムをつけ、上昇トレンド転換。
・昨年高値での反発からの下落であるため、大局の流れが変わる可能性もあったが、4時間日足ともに上目線であるため、積極的に押し目買いを狙っていきたい場面。
・しかし、ターゲットの直近高値まで到達せず、1時間足で高値更新失敗からネックラインを下抜けてしまい、途中での決済が望ましい。
・その後4時間足規模のネックラインも下抜け、4時間足規模の下降トレンド転換が発生し、今週が引ける。大局的に流れが大きく変わりそうな兆候。
⬇︎
(ファンダ:ドル円上昇材料)
・米経済指標が市場予想を上回る
米10月小売売上高(結果:▲0.1% 予想:▲0.3%)
米10月小売売上高・除自動車(結果:+0.1% 予想:▲0.1%)
米11月ニューヨーク連銀製造業景況指数(結果:+9.1 予想:▲3.0)
etc
(ファンダ:ドル円下落材料)
・米経済指標の悪化
米新規失業保険申請件数(結果:23.1万件 予想:22.0万件)🔥
米10月設備稼働率(結果:78.9% 予想:79.4%)
米10月鉱工業生産(結果:▲0.6% 予想:▲0.4%)
米11月NAHB住宅市場指数(結果:34 予想:40)
・米長期金利の急低下(米10年債利回りが4.38%へ急低下)🔥
・短期筋のストップSELL🔥