【週報】先週(6/27 - 7/1)の振り返りと今週(7/4 - 7/8)の戦略

ドル円相場を軸に今週起こった出来事や今押さえておくべきポイント。来週のチェックポイントをまとめた週報をお届け!
YS@Investor and Trader 2022.07.04
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***

目次

  • 先週のドル円のポイント

  • 先週(6/27 - 7/1)の考察

  • 今週(7/4 - 7/8)の予想

***

◯先週のドル円のポイント◯

✔︎ 先週のドル円は週初から週中にかけて上昇。一時137.01円を記録。

✔︎ 週中から週後半は下落基調。🇺🇸経済指標の不冴え、🇪🇺欧州指標の不冴え、🇺🇸金利の低下、金融引き締めによる🇪🇺欧州経済先行き不透明感上昇などが要因。

✔︎ 🇺🇸のドル高容認スタンスにより、日銀、p為替介入が難しく、ドル高円安トレンド継続。

***

◯先週(6/27 - 7/1)の考察◯

先週のドル円は、週初135.12円に寄り付いた後、早々に134.51円まで下落。しかしその後に上昇。137.01円の高値を記録。週末には、週初と変わらない135円前半まで戻りました。

先週の動きを詳しく見ていきましょう。

【週初〜週中】

週初、135.12円で寄り付いたドル円は、早々に安値134.51円を記録しました。

✔︎ 🇯🇵株式市場の軟調推移

✔︎ リスク回避の円買い圧力上昇

上記2点が要因と考えます。しかしその後、週中にかけてドル円は上昇します。

✔︎ 🇺🇸金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇

✔︎ 5月耐久財受注の予想を上回る好結果

(結果0.7%、予想0.2%)

✔︎ 🇨🇳経済の持ち直し期待が上昇

(北京市と上海市にて新型コロナウイルス新規感染者が2月下旬以来となるゼロを記録する➡︎リスク選好の円売り圧力がアジア圏を中心に上昇。ロンドン市場、NY市場もこれに続く)

✔︎ FRB当局者のインフレ抑制重視発言

ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁:「次回FOMC会合は0.50%か0.75%の利上げが議論される」「景気後退シナリオはない」

サンフランシスコ連銀デイリー総裁:「経済と労働市場は強くよりソフトなランディングに良い位置」

クリーブランド連銀メスター総裁:「米金利は来年4%を上回ることを望む」「米経済のリセッション入りは予想していない」「次回FOMCで75bpの利上げを支持する」

パウエル議長:「米経済は実際にはかなり強い」「米経済は金融引き締めに十分対応できる状況にある」

✔︎ 直近高値136.72円を突破したことによる投機筋の仕掛け的なドル買い・円売り

これらが支援材料となり、ドル円は週中に約23年9ヵ月ぶりの高値137.01円を記録しました。

【週中〜週末】

週中から週末にかけてドル円は下落します。

✔︎ 🇺🇸経済指標の冴えない結果

🇺🇸5月個人所得

結果 0.5% 予想 0.5%

🇺🇸5月個人支出

結果 0.4% 予想 0.4%

🇺🇸5月PCEデフレータ

結果 4.7% 予想 4.8%

🇺🇸新規失業保険申請件数

結果 23.1万 予想 22.8万

🇺🇸6月シカゴ購買部協会景気指数

結果 56.0 予想 58.0

✔︎ 🇺🇸5月のPCEコアデフレータが市場予想を下回る結果

(結果4.7%、予想4.8%、前回4.9%、※前年同月比)

✔︎🇺🇸金利低下によるドル売り圧力の上昇

(米10年債利回りは3.00%の大台を割り込み一時2.79%まで急低下する)

これらが下落要因となり、ドル円は週初と同じラインに着地しました。

***

◯今週(7/4 - 7/8)の考察◯

週末は週初と同じラインに収まるも、今週は半ばに、約23年9ヵ月ぶり高値となる137.01円を記録しました。

テクニカル的に見てもドル円の地合いは強い状況にあります。

✔︎ ダウンサイドに複数のサポートラインが控えていること

✔︎ サポートラインまで下がると、押し目買いが出易い相場感

✔︎ 日足以上の時間足全てにおいて、強い買いシグナルを示唆

(一目均衡表における三役好転)

(単純移動平均線の組み合わせから生まれる強気のパーフェクトオーダー)

ファンダメンタル的に見ても、ドル円上昇の材料が揃っています。

✔︎ FRBによるタカ派スタンスの維持

✔︎ 日銀による金融緩和の長期化スタンス

✔︎ 上記2点を背景とした日米金融政策の方向性の違い

✔︎ 米国によるドル高容認姿勢

(米国はインフレ抑制に繋がるドル高を容認する構えであるため、日銀による円買い為替介入がやり辛い状況)

今後も円独歩安の流れは止まらないのではないかと考えられます🇺🇸10年債利回りが3.25%から2.79%まで46bpも急低下したのに、ドル円の下げ幅も限定的です。強いドル需要が背景にあるのだと考えます。

以上を踏まえ、引き続き、ドル高・円安トレンドが上昇する事をメインシナリオと予想いたします。

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