ドル円。レンジ相場をひたすら徘徊中。やはり舵取りは〇〇〇。

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YS@Investor and Trader 2022.05.17
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ご挨拶

読者の皆様、こんにちわ。

昨日より「YSの為替羅針盤」の情報発信形態を大きく変更致しました。

詳しくは下記の内容をご参考頂けますと幸いです。

今後とも、「YSの為替羅針盤」をよろしくお願い致します!

***

目次

  • (時間が無い人向け)昨日のドル円相場のポイント

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 本日のドル円相場の予想

  • YSの勝手な思考コーナー

  • 今日のチェック項目

***

◆(時間が無い人向け)昨日のドル円相場のポイント◆

〇昨日のドル円は、米国株式市場の底堅い動きに加え、米金利が上昇した事により、NY時間引けから東京時間寄り付きにかけて上昇。

〇その後、米金利の下落と同時にドル円も急落。レンジ相場を形成。

〇ロンドン時間にフランスのビルロワドガロー総裁がユーロ安牽制発言。これによりドル円一時的に上昇。

〇ドル円は、方向性を見出せないまま上下運動を繰り返す。

〇本日、🇪🇺ユーロ圏22年第1四半期GDPの改定日。🇺🇸小売売上高、🇺🇸4月鉱工業生産・設備稼働率発表日。FRB当局者の発言にも注目。

◆昨日のチェック項目◆

特になし

◆昨日のドル円相場の特徴◆ 

週明け16日のドル円は、方向性を見出せないまま上下運動を繰り返しました。

16日早朝のNY時間、🇺🇸株式市場が底堅い動きを見せた事に加え、米金利が上昇スタートに始まり、その後上昇した事により、NY時間引けから東京時間寄り付きにかけてドル円は129.63円まで上昇しました。

しかし、東京時間か開始するとドル円は下落し始めます。要因は中国経済の失速にあると考察します。

・中国における新型コロナウイルスの感染脅威の拡大

(中国政府が行うゼロコロナ対策により、都市のロックダウンが長期化)

・上記要因により中国経済失速の懸念が拡大

(🇨🇳4月小売売上高、🇨🇳4月鉱工業生産が昨日発表されました。全てにおいて市場予想を大幅に下回る結果となりました。)

Yahooファイナンスより抜粋

Yahooファイナンスより抜粋

Yahooファイナンスより抜粋

Yahooファイナンスより抜粋

・中国市場を中心にアジア株の軟調推移

(リスク回避の円買い圧力が増加傾向)

ブルームバーグ(アジア太平洋株価指数)

ブルームバーグ(アジア太平洋株価指数)

これによりドル円は東京時間の午前に、この日の安値128.71円を記録しました。

しかし売りが一巡すると、いくつかの要素が相まりドル円は再び上昇を始めます。

・黒田総裁のハト派発言

(「金融緩和を粘り強く継続する」と発言。日米面目金利の乖離が目立ち、ドル高円安へ)

・日経平均株価の下げ止まり

・米金利の上昇に伴うドル買い圧力の上昇

ロンドン時間も東京時間と似た相場感を見せます。

・欧州株の底堅い動き

(ユーロ>ドルでユーロが優先的に買われる➡︎フランス中銀総裁の発言で直ぐ売られますが笑)

ブルームバーグ(欧州・中東・アフリカ株価指数)

ブルームバーグ(欧州・中東・アフリカ株価指数)

・フランス中銀のビルロワドガロー総裁によるユーロ安牽制発言

(「ECBはユーロの実効レートを注視している」「弱過ぎるユーロは物価安定の目標に反する」と発言。ユーロ売りの圧力が強まり、ドル売りも連られます)

これらの要因により、ドル円は東京時間の引けからNY時間朝方にかけて129.61円まで上昇します。

しかしNY時間に入ると、ドル円は再度下落します。

要因は以下2点と推測します。

・米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数の冴えない結果

(結果▲11.6、予想15.0、前回24.6)

(中国の都市ロックダウンの影響によるもの)

・上記を背景とした米長期金利の急低下

これによりドル円は、再度129円を割る展開となりました。執筆中の現在は129.31円まで値を戻してますが、不安定な相場は今後も続きそうです。

***

◆本日のドル円相場の予想◆

先週に引き続きドル円は方向性を見出せない動きが続いています。

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