【週報】先週(8/8 - 8/12)の振り返りと今週(8/15 - 8/12)の戦略
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目次
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先週のドル円のポイント
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先週(8/8 - 8/12)の考察
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今週(8/15 - 8/19)の予想(有料会員共有)
◆先週のドル円のポイント◆
✅ ドル円、週明けに135.55円まで上昇するもCPI・PPIの鈍化結果に伴い、131.76円まで急落。
✅ しかし週末にかけて、米長期金利が反転上昇。FRB当局者もすぐにタカ派発言を行った事でドル円は133.50円まで値を戻す。
✅ ドル円は131.50円 ~ 135.50円の間4円をレンジとし、乱高下を繰り返す不安定な値動き。
✅ テクニカル的には、先週の安値130.43円を死守。下値は以前として堅い状況。
✅ ファンダメンタル的には、🇺🇸経済を巡るリセッション懸念をFRB当局者を筆頭に否定。投資家視点もやや後退?現在、株価が堅調に推移。
◆先週(8/8 - 8/12)の考察◆
今週のドル円は、週初に135.01円に寄り付いた後、早々に値を更新。初日に135.55円を記録しました。しかし週中に急落。週間安値131.76円を記録しました。
その後は、ショートーカバーの反発もあり、現在は133.50円前後を推移しています。
先週の動きを各要素から詳しく見て、今週の動向予想に活かしましょう!
各項目に対して時系列順に要因を箇条書きしております。下記マークを文初めに付けています。(ドル円をベースとしたものになります。)
📈:上昇要因マーク 📉:下降要因マーク 📈📉:レンジ相場の形成要因マーク
初:週初の出来事 中:週中の出来事 末:週後半から週末にかけて出来事
(例)〈初📉〉・・・週初の下落要因
🇯🇵日本側の要因
✅〈初📉〉「お盆入り」を控えた輸出企業を中心とするドル売り・円買い
🇪🇺欧州側の要因
✅ 欧州経済の先行き不透明感変わらず
✅ 🇮🇹を巡る政局不透明感変わらず
(🇮🇹の中道政党「アツィオーネ」が先日に合意した中道左派・民主党との選挙協力体制から早くも離脱)
✅〈中📉〉🇷🇺ガスプロム社による「ウクライナ経由で欧州へガスを供給し続ける」との楽観的発表
(エネルギー危機を巡る過度な悲観論が後退)
🇺🇸米国の要因
✅〈中📉〉サンフランシスコ連銀デイリー総裁のハト派発言
「次回FOMCは50bp利上げがベースライン」
✅〈末📈〉FRB当局者(シカゴ連銀エバンス総裁や、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁)によるタカ派的な発言
「CPIやPPIの結果だけでインフレピークアウトと判断するのは時期尚早。」
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🇺🇸長期金利が反転上昇
📊投機勢の要因
✅〈中📉〉CPIの結果を受けて、投機筋が大きく反応。
予想値で指標結果は下げが織り込まれており、発表でもそこまで大きな数値の乖離はなかったのにドル円は急落。(正直、下げすぎかなと......。)
🗞発表された指標結果による要因
✅〈初📈〉先日発表された7月🇺🇸雇用統計が力強い結果によ理、9月のFOMCは大幅利上げが再燃観測
(🇺🇸長期金利が上昇した事で日米の名目金利差が拡大→ドル買い・円売り)
✅〈中📉〉7月の🇺🇸インフレ指標(CPI・PPI)の伸び率鈍化
消費者物価指数 ➡︎ 結果:8.5% 予想:8.7% 前回:9.1%(前年同月比)
消費者物価コア指数 ➡︎ 結果:5.9% 予想:6.1% 前回:5.9%(前年同月比)
生産者物価コア指数 ➡︎ 結果:7.6% 予想:7.7% 前回:8.4%(前年同月比)
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FRBによる大幅利上げ観測が後退した事で米長期金利低下。これにより米ドルが大きく売られる。
💣突発的要因
✅ 長期金利の乱高下に伴ったドル円の乱高下
◆今週(8/15 - 8/19)の予想◆
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