JH会議をタカで通過。ドル買いトレンド継続。146.5円突破が鍵！8月雇用統計で突き抜けか！？

『YSのドル円観測日記』は為替に特化した内容を、日々のトレードの参考になるようファンダメンタル・テクニカル両面から考察するメディアです。

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しかし多くの要因によって予想は転換しています。有料版（サポートメンバー）は週報で立てた予想を状況に合わせて軌道修正。新しい情報を共有できる空間をDiscordサーバーで配信しております。週報でまとめたシナリオが変わった際も即座に対応しています。¥2,000 / 月で参加できます。ぜひご検討ください！

〈先週の週報〉

4時間下降トレンドで短期ショートを狙っていく戦略は期待値高だがドル円の大局は依然として日足以上は上位足の上昇トレンド。次の押し目買いがいつ入ってくるか？がテーマ。押し目買い候補は日足直近レジサポラインの143.9付近。（予想）このままドル円がずるずる下がり141円付近も割ってしまうことは考え難い。週末にジャクソンホール会議（8/24ー8/26）。日本時間8/25の午後11時5分から始まるパウエル議長の講演は要注目！

的中！

先週の週報シナリオ（⬇︎）

（値動き結果）

先週の週報にて取り上げた日足規模のウォルフ波動下抜け。4時間足規模の下降トレンド転換という事実からデイトレレベルで短期ショートを狙っていけるか、ウォルフ波動からの調整がどこまで進むかという2つのポイントが焦点でした。

➡︎大局の流れとしては、4時間下降トレンド転換から深い押し目を形成後、戻り売りが入り一端の調整をつけた週前半から中盤。

➡︎ウォルフ波動からの調整は予想より進まず4時間足が再度上昇トレンド転換し、今週が引けるという展開を見せた週後半。

日足上昇波に対する修正波が、日足推進波（メイン上昇）に対して高値圏で停滞していることから、全体を通してかなり買い圧力が強いという印象を受けますね！今週からは151円を目指し、本格的な上昇が始まる可能性もありそうです。

今週のドル円相場は、145.34円でスタート。

中国恒大集団破錠によるドル円急落の反発により週初から146円半ばまで値を上げますが、その後、144.54円（週間安値）まで下落しました。

下落材料としては、以下4点と思考します。

・中国経済の先行き不透明感を背景としたリスク回避の円買い圧力上昇

（クロス円が下落する事でドル円も連れ安となる）

（本邦10年債利回りが0.68％まで上昇。日銀動かず）

・ジャクソンホール会議を控えたポジション調整

・米金利低下に伴うドル売り圧力の上昇

（🇺🇸10年債利回りが4.36％から4.17％へ急落）

・世界の重要指標が軒並み市場予想を大幅に下回る

（🇩🇪🇬🇧🇪🇺🇺🇸の8月製造業並びにサービス業PMI指数が市場予想を下回る。）

しかし売り一巡後、下記４点が主な支援材料となり、ドル円は週末にかけて146.63円まで上昇しました。

・経済指標の好結果

🇺🇸７月耐久財受注/除輸送機器（結果：＋0.5％　予想：＋0.2％）

🇺🇸7月シカゴ連銀全米活動指数（結果：＋0.12　予想：▲0.22）

🇺🇸新規失業保険申請件数（結果：23万件　予想：24万件）

etc

・円金利低下に伴う円売り圧力の上昇

（本邦10年債利回りが0.68％から0.64％近辺へ）

・ジャクソンホール会議でのパウエル議長のタカ派的見解

「インフレ率はピークから下がってきているものの依然として高すぎる。適切だと判断すればさらに金利を引き上げる用意がある」

etc

・米長期金利の反転上昇

（🇺🇸2年債利回りは4.93％から5.09％へ）

執筆中の現在も146.50円前後を推移しています。