週初から日銀金融政策決定会合とFOMC。2大イベント!ドル円はどう動く!?
あいさつ
『YSのドル円観測日記』は為替(特にドル円)に特化した分析情報を提供しています。ファンダメンタル・テクニカルの両面でアプローチできる内容構成となっており、初心者の方でも読みやすい様にまとめています。
トレードに特化した内容となっておりますが、攻めではなく守りを重視しています。一般的な資金管理の許容範囲を超えない事を記事では重視しています。
記事は平日毎時正午ごろに掲載しています。
月曜日は先週の動きのまとめと、それを踏まえた上で今週の立ち回りや注意ポイントを掲載(不定期で無料公開)他の曜日は前日の動きと掲載日の立ち回りや注意ポイントを掲載(有料読者専用 ¥2,000 / 月で参加できます。ぜひご検討ください!)
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▼先々週の考察の振り返り
〈先週の週報〉
◎先週の予想
・149.6~9のレンジ帯を抜けた方向にまだついて行きたい。基本的にはレンジ帯を抜けた後の押し目や戻りからポジションをとる戦略重視。ただしレンジ内の上限下限付近ではトライアングルやビルドアップの小幅レンジ形成する可能性がある。その場合、ブレイクアウトでついていく。(謎の急落や、だましが頻発しているため注意が必要。)
◎結果
・週前半波先週より形成していた上昇トライアングルの形が崩れ、1時間足が下降トレンド転換。一旦の調整をつけに日足上昇トライアングル下限149.3付近まで下落。
・日足規模の上昇トライアングルを勢い良くブレイクアウトし、151.94の最高値を目指すも、突発ニュースにより急落。ブレイクアウトが失敗し、4時間直近安値149.3付近まで下落し今週が引ける。
▼先週のドル円動向の主なテクニカル&ファンダメンタル材料
⚪︎週前半
(テクニカル)
・150円を攻防ラインとした1時間足規模の上場トライアングルが崩れ、1時間足規模で下降トレンドに転換する動きが見られました。やはり150円は大きく意識されましたね。
・一旦調整の下落を下位足で狙う戦略はバッチリでしたね。(日報にて掲載した内容)日足規模の上昇トライアングルは継続中のため、いつ上昇が始まってもおかしくないという状況だったから無理に狙う必要もなかったんですが、先週はこのタイミング以外、あんまりおいしいところはありませんでした。

(ファンダメンタル)
・日銀による金融緩和の修正が注目度を高めている件
(10/22付の日経新聞の朝刊で「月末の金融政策決定会合で日銀がイールドカーブコントロールの再修正を議論する可能性」と報道され、円金利上昇に伴う円買い圧力が上昇しました。)
・米債ショート解消の噂が海外勢を中心に関心を高めている件
(投資家ビル・アックマン氏が現在の相場水準で長期債ショートを維持することはリスクが大き過ぎると判断)
・中東情勢における地政学的リスクの高まり
・米金利低下に伴うドル売り圧力の上昇
⚪︎週後半
(テクニカル)
・1ヶ月近くかけて形成した日足規模の上昇トライアングルが上にブレイクアウト。🔥
・テクニカル的にいけば、152.5付近まで大きく跳ねる可能性のある大きなチャンスポイントであったが、突発的なニュースにより急落(以下ファンダメンタル参照)。ブレイクアウトが失敗に終わる。4時間足規模の直近安値付近まで値を下げて週が引ける。

(ファンダメンタル)
・発表される経済指標が良好
🇺🇸10月製造業PMI速報値(結果:50.0 予想:49.5)
🇺🇸10月非製造業PMI速報値(結果:51.0 予想:49.9)
🇺🇸9月新築住宅販売件数(結果:75.9万件 予想:68.0万件)
etc
・円キャリートレード再開への期待
・米長期金利の急上昇によりドル円は直近高値突破に向けて仕掛け的なドル買い・円売りが強く入る🔥
・ECB理事会でのラガルド総裁のハト派スタンスと米労働市場の弱まり予兆によりドル強から、他通貨の需要が高まる(特に欧州通貨)
・日銀の為替介入警戒と短期筋の利食い売り
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- ▼今週の為替の見通し
- 今週のポイント
- ◯今週のファンダメンタルポイント
- ◯各時間軸における今週のテクニカルポイント
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