(2022/4/12)ドル円、再び心理的節目の125円突破!次のターンは?
⚠️投機は自己判断である事をくれぐれもお心得ください!⚠️
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◇今抑えているポイント◇
〇ドル円は米国時間に約6年10カ月ぶり高値125.76円を記録。日銀は緩和を継続。円安容認姿勢も変わらず。米長期金利は再び上昇。次の目標は2015/6/5の高値125.86円の壁。
〇ドル円はテクニカルの地合い極めて強い。
〇本日21:30に米3月CPI発表、25:10にブレイナード理事が講演。要注意!!!
〇本日の予想レンジ幅:124.80円 - 126.10円
◇昨日のドル円相場の特徴◇
週明け11日のドル円は大幅続伸しました。
この日の東京市場は、寄りつき早々に日銀による金融緩和の継続方針が再度目立ちました。
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黒田総裁が「コロナの影響を注視し、必要なら躊躇なく追加緩和」 「政策金利、現在の長短金利の水準またはそれを下回る水準で推移することを想定」と発言。
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日銀大阪支店長並びに日銀名古屋支店長も「円安は全体的にプラス」との円安容認発言。
驚異的なインフレ率の上昇により、FRBのタカ派姿勢が強まる中、上記2点は日米金融政策の方向性の違いを再度強調させ、米金利上昇に伴うドル買い圧力は東京時間とロンドン時間で一気に強まる結果となりました。
ロンドン時間の午後に入ると、
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ロシア・ウクライナ情勢を巡る地政学的リスク(欧州経済の先行き不透明感)の長期化懸念。
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明日21:30に予定されている米3月消費者物価指数の結果。
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翌の1:10から始まるブレイナード理事講演の発言懸念 。
これらが重石になり動が少し弱まります。
NY時間に入ると、米10年債利回りが急上昇。2019年1月以来となる2.78%を記録します。
投機勢は直近高値突破に伴うショート勢のストップ買い(3/28に記録した直近の高値125.11円が突破されたことで、逆張り勢がストップ買いを行います)が支援材料となり、ドル円は米国時間朝方にかけて、約6年10カ月ぶり高値125.76円を記録しました。
その後、引けにかけて小反落するも下値は堅く、現在125.40円辺りを推移しています。
(ここまでの内容はマーケットパスでも掲載しています!)
◇本日のドル円の予想◇
ドル円は心理的節目である125円を突破し、2015年6月5日以来の約6年10か月ぶり高値125.76円まで急伸しました。
テクニカル的に見ると、
4時間足・日足・週足・月足の全てにおいて、強い買いシグナルを示唆する
・三役好転
・パーフェクトオーダー
が実現しています。テクニカル的に見て、地合いは「極めて強い」と判断できます。
ファンダメンタル的に見ても、
・FRBによるタカ派姿勢が強化される。
(ブレイナードFRB理事による先週のタカ派発言をきっかけに米長期金利が再び急上昇。昨日は米10年債利回りが2019年1月以来となる2.78%へ急上昇)
・日銀による金融緩和の長期化。
(黒田日銀総裁は金融緩和の継続方針を明確化)
上記2点を背景に日米金融政策の方向性の違いに乖離が発生。
(日米名目金利差急拡大→ドル買い・円売り)
・ロシア・ウクライナヘッドライン。
(欧米とロシアの対立激化により市場心理悪化しユーロ経路の有事のドル買い)
などドル円相場の続伸を連想させる材料が揃っています。
スイングトレードを基準にしますと、当方では引き続き、ドル高・円安トレンド継続をメインシナリオと想定しています。
本日は 、
日本時間21:30に米3月消費者物価指数。
日本時間1:10から始まるブレイナード理事講演があります。
先週以降の「ドル買い相場」のきっかけを作ったブレイナード理事によるタカ派的な発言が見られる場合は、米長期金利急上昇による米ドル高の経路でドル円にはもう一段強い上昇圧力が加わるかもしれません。
かたや反面、BS縮小を強調した戻り売りも考えられますが、おそらく今は微力なのかなと私は考えます。
ドル円の次のターゲットは2015年6月5日に記録した高値125.86円です。
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この形をベーシックにしようと考えています。トレードには時差が生じますので、トレードの流れについては週末Letterにまとめ、トレードのタームはディスコードを利用する予定です!
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