2-9 今更聞けない?仮想通貨って何?(Part2)
A「サトシ・ナカモト....何者ですか?日本人ですか??」
YS「分からない。謎の人だからね。日本人だと夢あるよね!日本人好きの外人かも(笑)とにかく、この人の"世界で共通の通貨があれば良いよね!"って考えがビットコインを生み出したんだよ。」
「それが今では、400万になってると(話をした当時は1BTC ≒ 400万円でした)....。凄いですね。」
「最初の取引は1万ビットコイン でピザ2枚買える価値だったらしいよ。そう考えると凄いよね。その日を記念してビットコインピザDAYって言うらしいよ。」

「記念日できてる(笑)でも、"世界共通で使える通貨としてビットコインができました!"って言っても、クレジットカードや外貨もあるから、別にビットコインの需要ってそこまで強いと思えないんですけどね。思いません?」
「いや、強烈に需要あるでしょ!ビットコインの通貨としての信用が確立しつつある今、ビットコインは凄い経済変化を起こすと思うぞ。ビットコインの優れた点は、決済を行う際に発生する手数料の安さなんだよ!」
「手数料の安さ?」
「例えば、Aがクレジットカードで買い物するだろ?そうすると店側は手数料として3〜5%をカード会社に支払ってるんだ。これがビットコインで支払うと、手数料は1%程度で済む。クレジットカードの処理をする機器だって店側は用意する必要ないんだ。」
「何ですかそれ!手数料むちゃくちゃ安いですね!それ流通がしっかりできれば、企業が飛びつくやつじゃ無いですか!?」
「他にもあるぞ。外国から出稼ぎに来てる人や、海外に家族がいて、その相手に送金する場合、相手の手元に資金が届くのに1週間位かかるし、高い手数料を支払わないといけない。だけど、ビットコインなら一瞬だ。手数料も1%程度。この仕組み、海外決済が盛んな企業なら、使いたいと思わないか?」
「思います!つまりビットコインが世界から信用を勝ち取れば、勝ち取るほど世の中の決済の形が変わり、大きな経済変化が生まれるって事ですよね!?」
「その通り!ビットコインは価値が落ち辛い様に発行枚数が2100万枚って決まってる。これはビットコインの取引を監視してる人たちによって発行され続けてる。」
「その監視してる人たちしか発行できないんですか?」
「もちろん。最後のコインが発行されるのが、2140年らしいぞ。お互いこの世に居ないな(笑)」
「へぇ!ビットコイン面白いですね!僕もビットコインに投資しようかな?」
「やめとけ。投機目的の要素強いだろ?何より金無いじゃん。ビットコインが流通する世の中に興味あるなら、そのビットコインが円滑に流通させられる企業に投資したらどうだ?」
「企業にですか?」
「そう。例えば決済サービスの会社だったり、小売業だったり、ブロックチェーンシステムの環境維持だったり。せっかくビットコインの事が分かったなら、その環境を取り巻く企業を調べて、投資してみたらどうだ?」
「良いですね!僕調べて来ます!」
「おう!俺にも情報共有してよ!」
「分かりました!」
(数日後)
「YSさん。僕なりにビットコインの事を調べてきたので、聞いてもらっても良いですか?」
「是非!俺もすごく聞きたい!」
「まず、ビットコイン自体の価格変動なんですが、これは正直どうなるか分かりません。価格を追っかけても意味ないなと感じました。」
「確かにね。ボラティリティが大きいから判断が難しいよね。」
「だからビットコインに関わる企業の出来事を追う事にしました。情報の入り口としたのが今年の2月5日、ニューヨーク・メロン銀行の暗号資産の管理サービス事業を始めた記事でした。この一手は凄く大きな事だと確信しました。」
YS「うん!分かる!米大手の銀行が踏み切ったのは凄いよね!」
「本当に凄い事だと思いました。また通貨の歴史が変わりそうな場面に自分が今いる事に凄く興奮します。この局面に追い風を吹かせるかの如く、マイクロストラテジーのビットコイン追加購入、テスラ、アップル、マスターカードもビットコイン購入。これによりビットコインの底値はかなり硬くなったかなと自分が思います。」
YS「同感!俺も各企業がビットコインを購入し続ける過程を見ると通貨のリスクヘッジをしてるんだな感じるよ。アメリカはコロナ対策を待機名文に民間にドルを擦りまくってるから、そこからくるドル自体の価値低下。このリスクをビットコインで避けようとしてるのかなって思うよ!」
「ビットコインの価格の動きは大きいですが、ビットコインを決済サービスに利用する動きは目の前まで来てるなと感じます。ですのでフィンテック系の銘柄に投資した方がビットコインの恩恵を大きく受けられると思いました!」
YS「うん!いいね!凄く良いと思う!」
「手始めに、フィンテック系を取り扱ってる投資信託を調べてみました。日本だと日興アセットマネジメントからグローバルフィンテック株式ファンドって商品が売ってました。アメリカからは、おなじみARKインベストメントのARKFを調べました!」
YS「情報の追いかけ方上手になったね!」
「ありがとうございます!続けますね!まず双方のマンスリーレポートを見て、組み入れ銘柄を確認しました。中身ほとんど変わらなかったです。ARKFのバッタもんか!って思いました。」

日興アセットマネジメント(グローバルフィンテック株式ファンド組み入れ銘柄トップ10)

ARKインベストメント(ARKF組み入れトップ10銘柄)
YS「バッタもんワロタ。そこは大人の事情だ(笑)続けて!」
「で、ここでフィンテックが伸びると思えば、ETF買えば終わりなんですが、今回は個別株も続いて調べてみました!何社か組み入れ銘柄に重なる会社($SQ $MELI $ICE $SE $PINS $TCEHY $PYPL $Z )があるので、その会社を調べてみる事にしました。そして自分の投資可能額で買える銘柄を買って見ようと思いました!」
「8社も重なってたんだ!銘柄分析大変だったろ?」
「最初は何からしたら分からなかったので、手探りも探りて選びました!」
「どうやって分析して行ったの?やり方だけ教えてよ!」
「仕方ないな。教えてやるよ。」
「教えてやるよ!?!?早く教えろw」
(続く)
<あとがき>
いつも読んで頂きありがとうございます!来週はAの銘柄分析を一緒に追いかけていきましょう!銘柄分析は人によって色々なパターンがあると思います。多くの人の方法を参考に自分自身の分析力を強化できると良いなと思います!次回もよろしくお願いします!
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