「ウチの家計簿の見直しと資産設計を助けてくれないか?」と言われて始まったストーリー|Part4

人に投資を全て委ねるのではなく、自分で基礎は勉強しようと決めた社長。社長のスタートは米国株セクターの分析!マクロ経済とセクターの関係を知る事から始まりました!
YS@Investor and Trader 2021.10.09
誰でも

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前回の話

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YS「社長。先ほども話した通り、米国株は全部で11セクターあります。各セクターでスクリーニングされて集まった500社の銘柄集合体がS&P500です。」

社長「セクターってのは業種みたいなものか?」

「イメージはそれでバッチリです!Finvizって言うサイトがあるんですが、こちらでS&P500の状況を毎日可視化出来ます。ヒートマップって呼ばれてます。」

社長「ほんとや。なんか見やすいね。この銘柄を表してる四角形の大きさは会社の大きさ?」

「そうです。時価総額(発行株数×株価)の大きさですね!セクター別に綺麗に並んでるでしょ?」

「でも全部英語やから分からんな...。」

「Google chrome使うといいですよ。勝手に翻訳してくれます。ちなみにgoogleはどれか分かります?」

え!?そうなん!?めちゃくちゃ便利やん!あった!これ。これやろ?」

YS「それです笑 ちなみに右隣は何か分かります?社長もよく使ってるやつです!」

「フェイスブック!」

「正解です!」

「ほんでその隣がアマゾンにテスラかな?あーなるほどね!面白いなこれ!」

「パッと1枚で全体を確認出来るでしょ?これスマホのお気に入りに入れといてください。で、このヒートマップ並びも凄い綺麗なんですよ。社長。米国株のセクター数は?」

「11セクター!」

「これ見てください。むちゃくちゃ綺麗に並べられてるでしょ?」

社長「ほんまや。めちゃくちゃ綺麗に小分けされてるやん。」

「この11セクター、それぞれ癖を持ってるんですよ。」

「それな。それを今日教えてほしいんやんか!」

「じゃあ行きますよ!この中で不況に強いセクターってどれだと思いますか?」

「不況に強いセクターかぁ....何個あるの?」

「3つです。」

「うーん.....公共事業とヘルスケアと生活必需品かな....?」

「どうしてそう思われるんですか?」

「だって、生活必需品やヘルスケアは景気関係なさそうだし、不況になって政府は公共事業増やすだろ?」

「社長。全部正解です!その3つです。他は景気の動向に合わせて順を追って盛り上がっていくんです!この図を参考に話を聞いてください。」

YS「社長の仰った通り、国は不況脱却の為に公共事業を多く行います。それにより金融銘柄、不動産銘柄が先行して活発に動き他のセクターも続きます。経済活性化の勢いがひと段落し、人々の消費が安定してくるとモノ作りが盛んになるので、素材銘柄や資本財、エネルギーなどのコモディティを中心とした市場も活発に動き出します。勿論全ての銘柄が同時に上がる事もありますが、教科書通りだと、この様な流れになります。

「ほぉ。凄い納得。てか俺3つ当てるの凄くない?笑笑 ちなみにさ、この11セクターの何が強く売買されたかで全体の相場感覚が分かるんじゃない?その解釈合ってる?」

「合ってます!僕もそれをよく見ます。ちなみにFinvizでそれを確認出来るんですよ!」

「マジか!?Finviz優秀過ぎるだろ!」

YS「このグループスクリーナーって項目で見れます。」

「1ヶ月超でエネルギー銘柄が伸びてるって事は一端景気は落ち着いてきてるって事で良いのか?」

「11月にテーパリングもありますし、シナリオとしてはそう考えてもアリですね!」

「なんだ!?そのテーパリングって?」

「中央銀行(FRB)が金利を上げる行為です。市場全体の金利を上げるんですよ。政策金利って言うんですけどね。金利が上がると景気を抑えられるんですよ。イメージとしてはこんな感じです(下図参照)。」

YS「株価が無闇に上昇を続けると、実体経済と株価の間で価値の乖離が発生するんですよ。それを放っておくと、乖離がどんどん膨らみますよね?そしてある時、その乖離が明るみになったら、株価は大暴落します。会社は倒産し国民が路頭に迷うんです。それを避けるために中央銀行は金利を使って乖離を抑えるんです。」

「もうちょっと噛み砕いて教えて!言ってる事わかるんだけど、もう少し優しく....。」

「OKです。株ってリスク大きいじゃないですか?でも将来儲かると思うからお金を投じるわけですよね?でも株価が上がり過ぎると、いつ落ちるのかなって不安になりません?」

「なるね...。怖くなる。」

「ですよね。でもその感覚って人によって違いますよね。つまり社長が感じる怖さは、社長自身が感じる実体経済との乖離なんですよ。株価に対する本来の価値を社長は知らない間に見計ろうとしてるんです。社長の様に不安を感じる人が多くなってきた時に、国が金利を上げました。ドル通貨を持ってるだけで金利が今以上に付きます。株を通貨に換えた方が安心だな....。って感じませんか?」

「はっ....そう言うことか!!感じる!それするわ。」

「するでしょ?それが金利の力です。金利が動くとお金がめちゃくちゃ動くんですよ。でもここで大切なのが、どこまで動くかです。それを観察して自分の経験値に蓄える事がめちゃくちゃ大事です。」

「めちゃくちゃ勉強になるわ。なるほどな。」

「11セクターの銘柄もそうです。金利の上下で大きく変わります。金利は投資を行う上でとても大事な指標なんです。

社長「今日はありがとう。今日はむちゃくちゃ良い時間貰ったわ。全体の動きの読み方は分かったんやけど、じゃあ俺はどう言ったものを買っていったらいいの?」

「社長は最初、ETF投資で攻めてきましょ!」

「何だ?ETFって?」

「続き聞くならお客さんになってください!」

「分かった。分かった!YS君の言う通りに仕事振るからさ。教えてよ。」

「仕事の内容とコスト面の話、次会う日に資料持ってきますね!その時、ETFの話しましょ!」

(続く)

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