【週報】先週(7/11 - 7/15)の振り返りと今週(7/18 - 7/22)の戦略
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目次
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先週のドル円のポイント
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先週(7/11 - 7/15)の考察
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今週(7/18 - 7/22)の予想
◆先週のドル円のポイント◆
✔︎ 先週のドル円は、週後半にかけ約23年10ヵ月ぶりの高値となる139.40円を記録
✔︎ 🇺🇸経済指標の良結果、FRB当局者の強気なタカ派スタンス姿勢による利上げ幅の拡大。これらがドル円の底値を押し上げて高値を上昇させる。
✔︎ ドル円、テクニカル的にもファンダメンタル的にも地合いは極めて強く、ドル円上昇を連想させる材料は多い。
◆先週(7/11 - 7/15)の考察◆
先週のドル円相場は、週初136.02円に寄り付いた後、早々に週間安値135.99円まで下落しました。しかし週後半にかけて大きく上昇。14日に約23年10ヵ月ぶり高値となる139.40円を記録しました。

週末にかけて反落するも下値は堅く、最終的に本稿執筆時点(日本時間7/16午前5時30分現在)では、138.55円前後に落ち着きました。
先週の動きを各要素から詳しく見ていきましょう。
📰先週から引き継いでいるドル円上昇材料
✔︎🇺🇸6月の雇用統計が良好な結果であった事
➡︎FRBが利上げ姿勢に強気で居られる(ドル需要拡大)
(非農業部門雇用者数)
結果:+37.2万人 予想:+25.0万人
(失業率)
結果:3.6% 予想:3.6%
(平均時給 m/m)
結果:0.4% 予想:0.3%
(平均時給 y/y)
結果:5.1% 予想:5.0%
(労働参加率)
結果:62.2% 前回:62.3%
✔︎ 先々週の末、参議院選にて自民・公明与党が圧勝した事
➡︎現政権の動きに変化がない(ドル円の上昇を邪魔されない)
🇯🇵日本側の姿勢
✔︎ 黒田総裁:「必要があれば躊躇なく追加緩和を行う」とのハト派的な発言。
➡︎日銀のハト派スタイル変わらず。日米名目金利の乖離からドル円の上昇を間接的にサポート。