127円前後の攻防。リスクオフはゴールデンウィークに強まる!?(2022/4/27)
繰り返しのご挨拶
読者の皆様、こんにちわ。
繰り返しになりますが、5月9日より「YSの為替羅針盤」は情報発信の内容や形態を大きく変更致します。
特に有料読者の方は、詳しい情報を下記に添えさせて頂いてます。以前から既存の有料読者様は、こちらの都合で恐縮ですが一時強制解約とさせて頂く等の内容もございます。
確認の程、よろしくお願い致します。
(有料読者の方に提供する情報がまとまりました!下記内容を更新しておりますので、今一度ご確認のほど、よろしくお願いいたします!)
目次
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今日抑えておくべきポイント
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先週のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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本日のドル円相場の予想と戦略(有料)
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YSの勝手な予想コーナー(有料)
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今日のチェック項目(有料)
◆今日抑えておくべきポイント◆
〇昨日の中国経済失速懸念を皮切りに本邦輸出企業の実需のドル売りなどの調整局面続く。
〇ドル円チャートのダウンサイドにサポートポイントが複数存在。テクニカルの地合いは先週よりは弱まっているものの形状は崩れていない状態。
〇ファンダメンタル的にもドル円相場の上昇材料有り 〇短期的なドル円の急落リスクが拡大。
◆先週のチェック項目◆
・米3月耐久財受注
→ 民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が1.0%増加。
・米4月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数
→ 4月の米消費者信頼感指数は107.3。3月改訂値の107.6(改訂前107.2です)から低下。
・米4月リッチモンド連銀製造業指数
→ 結果14(予想:9、3月:13)
・米3月新築住宅販売件数
→ 3月の新築住宅販売販売件数は年換算で76.3万戸、前月比8.6%減少、予想下回る
(考察)製造業は盛んに動いてるものの、国民の消費が徐々に低下してきている?
◆昨日のドル円相場の特徴◆
26日(火)のドル円は上値が重い軟調な推移を見せました。
昨日の調整からの反発により、オーストラリア時間の午前にかけてドル円はこの日の高値128.23円まで上値を伸ばすも、その後は伸び悩む展開となり、東京時間午後からロンドン時間にかけて下落を続け、NY時間に入る頃にはこの日の安値127.03円を記録しました。
・本邦輸出企業による実需のドル売り・円買い。
・新型コロナウイルス感染再拡大に伴う中国経済の失速懸念
(ロックダウンの長期化懸念によりチャイナショックが再来するのではないかという警戒感から原油や鉄鉱石の価格が下落)
・FRBのタカ派姿勢の反動
(今までの過剰流動性相場が逆流することへの警戒感)
これらを背景により、
→ 世界市場心理が悪化する事が株安を招き、今まで売りに売られたリスク回避の円の買い戻し。
→ 世界市場心理が悪化する事が米債の買いを招き、米金利が低下し米ドルが売られる。
またこの流れに嫌気した短期筋が見切りの売りを入れる事でドル円の下落が下落を呼ぶ要因となっていると考えられます。
◆本日のドル円相場の予想と戦略◆
4/20に記録した129.40円を皮切りにドル円は反転の姿勢を続けています。昨日は一時127.03円まで急落しました。