今週は日米の金融政策ラリー!金利据え置き予定のFOMC。11月1日のFOMCで利上げ?21日に日銀は読売報道をどう対処する?
『YSのドル円観測日記』は為替に特化した内容を、日々のトレードの参考になるようファンダメンタル・テクニカル両面から考察するメディアです。
無料版では月曜日にテクニカルとファンダメンタルの両面から、先週の動きと今週の予想をまとめた週報を掲載しています。
しかし多くの要因によって予想は転換しています。有料版(サポートメンバー)は週報で立てた予想を状況に合わせて軌道修正。新しい情報を共有できる空間をDiscordサーバーで配信しております。週報でまとめたシナリオが変わった際も即座に対応しています。¥2,000 / 月で参加できます。ぜひご検討ください!
▼先々週の考察の振り返り
〈先週の週報〉
◎先週の予想(先週の週報掲載から変化あり。日報(有料会員限定特典)にて掲載済)
① 拡大トライアングル上限ラインブレイク→加速期突入からの押し目買いルート
② 4時間足規模のウォルフ波動発生→下降トレンド転換から下落
③ 4時間足規模のダブルトップ発生→下降トレンド転換から下落
◎結果
・週初めは、拡大トライアル上限ラインから、4時間規模のダブルトップをつけ下落
・4時間足以下、下降トレンド転換後は戻り売りが入らず147.86ラインまで再度上昇
・安値を切り上げ続け、4時間足規模の上昇トライアングルが出現し今週が引ける
先週のドル円は、拡大トライアングルから下降トレンドへ流れが変わるかどうか(147.8ラインをブレイクして150円を目指す流れになるか)が焦点となった1週間でした。週初めは、拡大トライアングルから4時間足規模のダブルトップ、後に下落の流れになりました。(先週週報掲載の下落パターン)4時間足規模の下降トレンド転換が発生した為、144円までの調整を目指す流れになるかと思われましたが、火曜日から週末にかけて、4時間下降トレンドを打ち消す上昇が発生。再度147.8ラインまで肉薄しブレイクしていくかという局面で週引けました。
▼先週のドル円を取り巻く経済環境を確認
◯上図青枠によるドル円下落の主なファンダ材料(週初)
・読売新聞が9/9に報じた植田総裁のマイナス金利政策解除を匂わセル発言記事による心理的な円買い
・WSJニック記者による9/10付FRBが利上げツイート発疹による心理的な円買いドル売り
A rate pause in September will give the Fed more time to see if recent progress continues wsj.com/economy/centra… An Important Shift in Fed Officials’ Rate Stance Is Under Way The central bank is likely to pause rate increases in Septem www.wsj.com
・中国人民銀行による元安抑制方針の明確化(対人民元でのドル売り圧力→ドル円連れ安)
・本邦長期金利が上昇(マイナス金利解除の思惑により新発10年国債利回りが0.70%まで急上昇→円全面高となる)
etc
◯上図青枠によるドル円上昇の主なファンダ材料(週中〜週末)
・急ピッチな下落に対する反発
・日経平均株価の堅調推移(リスク選好の円売り圧力)
・良好な米経済指標
🇺🇸8月消費者物価指数(結果:+3.7% 予想:+3.6%)
🇺🇸8月小売売上高(結果:0.6% 予想:0.2%)
🇺🇸8月生産者物価指数(結果:1.6% 予想:1.5%)
🇺🇸新規失業保険申請件数(結果:22.0万件 予想:22.5万件)
🇺🇸9月ニューヨーク連銀製造業景況指数(結果:1.9 予想:▲10.5)
etc
▼今週の為替の見通し
今週のトレード戦略