[2022.12.19]先週(12/12 - 12/16)の振り返りと今週(12/19 - 12/23)の見通し

❶ 金利上昇より137.96円まで上昇➡︎CPIの伸び率鈍化により134.59円まで下落➡︎タカ派のFOMCで138.18円まで上昇➡︎PPIの不甲斐ない結果に135円半ばで下落。
❷ ECB理事会が予想外のタカ派スタンスを示す。
❸ ドル円ショートのメインシナリオ継続。売り材料も豊富。
YS@Investor and Trader 2022.12.19
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目次

  • 先週(12/12 - 12/16)の振り返り

  • 今週(12/19 - 12/23)の予想

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先週(12/12 - 12/16)の振り返り

今週のドル円は、先週末金曜日に発表された11月PPI12月ミシガン大消費者信頼感指数。

これらが市場予想を上回ったことにより、米長期金利が上昇。米国時間に生まれたドル買いの流れを継続して始まりました。

原油先物価格も急反発をした事から🇯🇵貿易赤字の縮小期待が薄れたことにより輸入企業は構造的なドル買い円売りを余儀なくされました。

これによりドル円は一時137.96円まで上昇しました。

しかし注目されていた1つ目のBIGイベント🇺🇸11月消費者物価指数(以下CPI)の市場予想を下回る結果によりマーケットは困惑。

🇺🇸11月消費者物価指数(結果:7.1% 予想:7.3% 前回:7.7% ※前年比)
🇺🇸11月消費者物価コア指数(結果:6.0% 予想:6.1% 前回:6.3% ※前年比)

CPIの発表を受け米長期金利は急低下。🇺🇸10年債利回りは急低下し、ドル需要が急落しました。

トレード環境下では短期筋が大規模ロスカット。

CPI発表前には「日銀が来年4月、新体制下で金融政策の点検や検証を同年中に実施する可能性がある」との政策修正報道が入った事も相まってドル円のボラティリティが急上昇します。結果ドル円は、この時に週間安値134.59円を記録しました。

翌日のFOMCを控え、ショートカバーが働くも動きは限定的。

ですが2つ目のBIGイベント、FOMCではドットチャートが2023年末の中央値が4.6%から5.1%へ引き上げらるというサプライズ発表がありました。

(5.25%以上を予測する参加者が7名も存在する事がかなり衝撃でした。これによりFEDは予想以上にタカ派スタンスだという事が分かります。)

続くパウエル議長の発言においても更なる利上げの可能性を滲ませる発言が注目されました。また他国を見ると、ECB理事会もかなりのタカ派スタンスを示していました。これにより、欧州と米国の株式市場は大幅下落。

YS | ドル円観測日記
@yys87495867
あかーん...。🇪🇺🇩🇪🇬🇧🇺🇸の株式市場全面安。

全部通貨に変わっておる...🥶🥶
2022/12/16 00:28
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リスク回避のドル買いが再開した事により、ドル円は週間高値138.18を記録する事となりました。

その後、週末にPMI指数の冴えない結果により、ドル円は再び下落基調となり136円前半で流れを止めました。

🇺🇸12月製造業PMI(結果46.2、予想47.9)
🇺🇸12月非製造業PMI(結果44.4、予想46.5)
***

今週(12/19 - 12/23)の予想

10/21に記録した高値151.95をトップにドル円は反落中。134円から138円までがトレンド転換点のコアと強く考えられます。

ロングポジションを取って行きたい人は、200日移動平均線に触れた後が一つの仕掛けポイントかもしれませんね。しかし下落に対する戻り(ショートカバーは今後は極めて弱い)は今後は極めて弱いと思考します。

テクニカル的観点で見ると、

・上値に複数のレジスタンスラインが控えている事

・強い売りシグナルを示唆する一目均衡表の三役逆転が完全に成立してしまっている事

ボラティリティが激しい日もありますが、メインはドル円下落をチャートは示すと予想されます。

ファンダメンタル的に見ても、

・米国の金融引き締めが休止する方向に向かうのではないかとの観測事情

【あくまでも自論】ドットチャートは予想以上にタカ派となったが、実質金利上昇に伴うオーバーキル(金利を上げすぎた故に経済の需要と供給を壊してしまい、積木タワーが崩れ落ちるかの様に経済が一気に壊れていく事)のリスクをFEDは一番嫌ってるはず。FEDが実際に5%超の水準までFF金利を引き上げることは難しいのではないかと本気で思う。事実、FOMC以降は株式市場の値崩れが発生する事が多々ある。市場参加者は金融引き締め休止を催促する様な相場展開に持っていこうとしてる様に見える。

・ポスト黒田総裁をめぐる金融緩和修正の観測事情

【あくまでも自論】12/14付けに突然入った報道「日銀が来年4月に発足する新体制下で金融政策の点検や検証を同年中に行う。」これがどうも匂う。日銀は金利を上げたい訳ではない。いやむしろ上げられない。おそらくYCCをしたくないだけなのだと思う。今回の為替介入により金利はいつでも上げられるという事を世界に向けてアピールしたいのではないか?通貨需要は外国為替準備金でいくらでも操作できることが本年度の為替介入で分かったから。

これら2つの大きな要因により、トレーダー目線では、日米の金利差が縮小観測とマーケットが捉え、円のキャリートレードが逆流する事でドル円は下落有利となるのではないかと私は強く考えます。

以上の事から、ドル売り・円買いは継続する事をメインシナリオとします。

今週からマーケットはクリスマス休暇により参加者が激減していきます。それに伴い、機関投資家・国が隙をついたフラッシュクラッシュを仕掛けてくる可能性も否めません。

先週ほどの緊張感は必要ないでしょうが、安全トレードを心がけていきましょう!

それでは今週もよろしくお願いします!

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