ドル円、数日間続いた142.50円〜143.50円のコアレンジ相場を上値ブレイク!本日はFOMC!(2022/9/20)

❶ 日本時間朝方142.96円までドル円は下落したが米国時間には143.93円まで急伸。
❷ FOMC前だけに145円の壁は超えられず嫌気をさした短期筋は売りへシフト。143.60円前後まで値を戻す。
❸ ECBの連続大幅利上げ観測高まるも、欧州経済の先行不透明感がユーロ需要を低下させている。
❹ 本日はFOMC。ドットチャートやパウエル議長の会見に注目
YS@Investor and Trader 2022.09.21
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸8月住宅着工件数

(結果:157.5万件 予想:145.0万件 前回:144.6万件)

*前月比12.2%のプラス

・🇺🇸8月建設許可件数

(結果:151.7万件 予想:161万件 前回:167.4万件)

・🇺🇸レッドブック週間小売売上高

国内チェーンストア売上高は17日時点で前年同期から10.5%上昇。

・🇺🇸財務省20年債入札

最高落札利回り:3.820%(WI:3.833%)

応札倍率   :2.65倍(前回:2.30倍)

*超長期債の需要は上がっている

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

20日(火)のドル円は下値上げの堅調な動きを見せました。

東京時間の朝方、米金利低下に伴いドル円は142.96円まで下落しました。しかし東京時間午前から米国時間朝方にかけてドル円は上昇。

日本時間では、円売り圧力が上昇(以下詳細)

・ゴトー日に伴う実需のドル買い

・🇯🇵8月消費者物価指数並びにコア指数の伸び率上昇

(結果:+3.0% 予想:+2.8% 前回:+2.6%)コア(結果+2.8%、予想+2.7%、前回+2.4%)

・日経平均株価の堅調な推移

欧州時間には、スウェーデン中銀が75bp利上げ予想を上回る100bpのサプライズ利上げを決定。これによりユーロがスウェーデン通貨クローナに集中。

ユーロ需要が間接的に下落する中、欧州時間から上がり続ける🇺🇸金利事情に米ドル需要が集中。ドル円は143.93円まで上昇しました。

しかし明日(本日)のFOMCを控えた様子見ムードが上値を重くした事で、ドル円は145円の壁を越える事はできず、143.60円前後に落ち着きました。

***

◆今日のチェック項目◆

・FOMC

***

◆本日のドル円相場の予想◆

しばらくはディスコードにて本日の予想を共有させていただきます。本日もドル円のアップサイドリスクに注意していきましょう。

詳しくはディスコードにて!!

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