ドル円、数日間続いた142.50円〜143.50円のコアレンジ相場を上値ブレイク!本日はFOMC!(2022/9/20)
❷ FOMC前だけに145円の壁は超えられず嫌気をさした短期筋は売りへシフト。143.60円前後まで値を戻す。
❸ ECBの連続大幅利上げ観測高まるも、欧州経済の先行不透明感がユーロ需要を低下させている。
❹ 本日はFOMC。ドットチャートやパウエル議長の会見に注目
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸8月住宅着工件数
(結果:157.5万件 予想:145.0万件 前回:144.6万件)
*前月比12.2%のプラス
・🇺🇸8月建設許可件数
(結果:151.7万件 予想:161万件 前回:167.4万件)
・🇺🇸レッドブック週間小売売上高
国内チェーンストア売上高は17日時点で前年同期から10.5%上昇。
・🇺🇸財務省20年債入札
最高落札利回り:3.820%(WI:3.833%)
応札倍率 :2.65倍(前回:2.30倍)
*超長期債の需要は上がっている
◆昨日のドル円相場の特徴◆
20日(火)のドル円は下値上げの堅調な動きを見せました。
東京時間の朝方、米金利低下に伴いドル円は142.96円まで下落しました。しかし東京時間午前から米国時間朝方にかけてドル円は上昇。
日本時間では、円売り圧力が上昇(以下詳細)
・ゴトー日に伴う実需のドル買い
・🇯🇵8月消費者物価指数並びにコア指数の伸び率上昇
(結果:+3.0% 予想:+2.8% 前回:+2.6%)コア(結果+2.8%、予想+2.7%、前回+2.4%)
・日経平均株価の堅調な推移
欧州時間には、スウェーデン中銀が75bp利上げ予想を上回る100bpのサプライズ利上げを決定。これによりユーロがスウェーデン通貨クローナに集中。
ユーロ需要が間接的に下落する中、欧州時間から上がり続ける🇺🇸金利事情に米ドル需要が集中。ドル円は143.93円まで上昇しました。
しかし明日(本日)のFOMCを控えた様子見ムードが上値を重くした事で、ドル円は145円の壁を越える事はできず、143.60円前後に落ち着きました。
◆今日のチェック項目◆
・FOMC
◆本日のドル円相場の予想◆
しばらくはディスコードにて本日の予想を共有させていただきます。本日もドル円のアップサイドリスクに注意していきましょう。
詳しくはディスコードにて!!
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