[2023.5.4]経済指標好調 & FOMC・パウエル議長記者会見タカ派であるのにドル円下落止まらず。
➡︎週報ではテクニカル分析とファンダメンタル分析の両面からアプローチ!
➡︎日報はファンダメンタル分析を中心にドル円の流れを物語形式にお伝えしています!
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の見通し
◆昨日のチェック項目◆
・FOMC
➡︎FRB は予想通り 25 bps の利上げを実施
➡︎政策声明は、過去の一時停止と一致する方法で金利ガイダンスを緩和します
➡︎「追加のポリシー強化が適切かもしれない」への言及を削除。
➡︎全会一致の決定
・パウエル議長記者会見
「インフレ圧力は再び高くなる」
「金利の一時停止について、今日は議論していない。」
「経済は再びインフレによる逆風で脅威に直面する可能性が高い」
etc
◆昨日のドル円相場の特徴◆
3日(水)のドル円は大幅下落となりました。
日本時間早朝に136.50円辺りの高値からドル円は下落が止みませんでした。
・昨日の米地銀株を中心とした大幅下落による市場心理悪化により、リスク回避の円買い圧力が上昇
・先日より急上昇したドル円上昇の調整
これら2つが大きな要因と考えます。
この日発表された経済指標も予想を上回るもショートカバーは働かず下落。
市場はFOMCの動向一色の様でした。
迎えたFOMCでは、声明文から追加引き上げに対する文言が削除されていました。
some additional policy firming may be appropriate(いくらかの追加引き締めが適切かもしれない)
FOMC声明文の発表後に米長期金利が急低下。
→米2年債利回りは3.88%へ急低下
→米10年債利回りは3.36%へ急低下
これによりドル円は134.80円台まで急落しました。その後のパウエル議長の記者会見ではタカ派スタンスが強かったものの、ドル円の下落は止まらず最終的に134.40円まで値を落としました。
引けにかけて小反発するも戻りは鈍く現在134.50円前後を推移しています。
◆今日のチェック項目◆
・ECB理事会(21:15)
・3月貿易収支
・1ー3月期非農業部門労働生産性速報値
・米新規失業保険申請件数
◆本日のドル円相場の見通し◆
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