本日、🇺🇸雇用統計の発表日。ドル円は今後の方向性g決まる大きな分岐点となる。その理由は?(2022/8/5)
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YS@Investor and Trader
2022.08.05
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目次
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昨日のドル円相場の早見表
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
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◆昨日のドル円相場の早見表◆
✔︎ 🇺🇸🇨🇳対立激化懸念に加え、🇺🇸経済指標の不甲斐ない結果。雇用統計を控えたポジション調整により、NY時間の午後にかけてドル円はこの日の安値132.76円まで急落
✔︎ 米雇用統計の結果が大きな分岐点。リセッション懸念が再燃?それとも後退?
✔︎ 本日、雇用統計の発表日。発表直後のボラティリティ急拡大に要注意
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◆昨日のチェック項目◆
✔︎ 🇺🇸新規失業保険申請件数
結果:26.0万件 予想:25.9万件
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◆昨日のドル円相場の特徴◆
4日(木)のドル円は上昇後に急反落を見せました。

✔︎ 🇺🇸FRB当局者による相次ぐタカ派発言
✔︎ 🇺🇸長期金利の急上昇
(🇺🇸利上げのペースが鈍化した事により、長期金利が上昇した事で米ドル高圧力上昇)
✔︎翌日の🇺🇸雇用統計を控えたポジション調整
上記3点を背景にドル円は東京時間にレンジ相場内を大きく上下移動。東京時間の夕方にはこの日の高値134.43円を記録しました。
しかし欧州時間以降は
✔︎ 中国軍による計9発の弾道ミサイル発射
(リスク回避の円買い圧力上昇)
✔︎ アメリカ経済指標の冴えない結果
🇺🇸新規失業保険申請件数(結果:26.0万件 予想:25.9万件)
✔︎ 対🇬🇧ポンドでのユーロ買い圧力が上昇
昨日、🇬🇧中銀は50bpの大幅利上げに踏み切りました。しかし会見にてベイリー総裁は年後半にリセッション懸念を示しました。このことが原因で🇬🇧2年債と10年債のスプレッドが逆イールドとなり、英ポンドが対ユーロで急落。ドル円もそれに引っ張られました。

✔︎ 🇺🇸金利の低下に伴いドル売り圧力が上昇
✔︎ 欧州勢、米国勢による🇺🇸雇用統計を控えたポジション調整
上記4点が要因となり、ドル円は安値132.76円を記録しました。