本日5月雇用統計。労働市場の堅調さを証明できるか?2023.6.2
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◆昨日のドル円相場の特徴◆
1日(木)のドル円は続落が目立ちました。
前日の米国時間、下院で債務上限停止法案が可決しました。これに日本市場が反応。日経平均株価は底堅い動きを見せ、リスク選好の円売りに繋がりました。
この動きに米金利も反応。長期金利は上昇しドル買い圧力も上昇しました。これによりドル円は日本時間の終わりにこの日の高値139.95円を記録しました。
しかし心理的節目の140円を超える事はなく、その後は下落。
・発表された経済指標が市場予想を下回った事
🇺🇸5月ISM製造業景況指数(結果:46.9 予想:47.0)
🇺🇸5月製造業PMI(結果:48.4 予想:48.5)
・前日のFRB当局者のハト派発言が尾を引いている事
・日銀(財務省)によるステルス介入警戒
・139円を割り込んでしまった事に伴うたちものストップSELL
これらが材料となりドル円はこの日の安値138.44円を記録。大きな下落となりました。
しかし先日のリッチモンド連銀バーキン総裁の発言「労働市場は非常に強い」もあり、本日の雇用統計に向けてポジション調整が行われ、ドル円は再び138円後半を推移しています。
◆本日のドル円相場◆
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