[2023.2.3]ドル円は冴えない動き継続中。本日の雇用統計発表でトレンド生まれるか?
❷ ECBラガルド総裁のハト派発言によりユーロ安ドル高となるも同時に円も買われる状況。
❸ FRB、ECB共に金融引き締めを早期に休止する動きが観測される。
❹ 今夜は1月雇用統計の発表日。1月のISM非製造業景況指数も注目。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・非農業部門労働生産性指数(速報値) 第4四半期
[非農業部門労働生産性(前期比)]
結果:3.0% 予想:2.5% 前回:0.8%(前回改定値1.4%)
[単位労働費用(前期比)]
結果1.1% 予想1.5% 前回2.4%(前回改定値2.0%)
米労働省労働統計局が、米国内の非農業部門の労働者一人当たりの生産高を表す労働生産性を四半期ごとに指数化したもの。
・新規失業保険申請件数 (01/15 - 01/21)
[前週比]
結果:18.6万件 予想:20.4万件 前回:19.0万件(前回改定値:19.2万件)
[継続受給者数]
結果:165.5万件 予想:168.5万件 前回:167.5万件 前回改定値:166.6万件
失業者が失業保険給付を始めて申請した件数を週毎に集計して指標化した物。本指標は景気の動向に敏感に反応するといわれており、景気先行指数として用いられている。
◆昨日のドル円相場の特徴◆
2日(木)のドル円は方向性が見出せない動きを見せました。

FOMC声明文公開後のパウエル議長の記者会見。マーケットはパウエル議長が予想してたほどタカ派ではなかった事から安堵感が高まりドルを再開。🇺🇸10年債利回りは急低下。1/19以来の低水準となる3.34%まで下げました。
日本時間では、本邦輸出企業による実需のドル売り。円キャリートレード逆流(ロング勢のロスカット)が重石となります。
一時ショートカバーが働く場面が見られるも上値は限定的であり、マーケットは本日控えている雇用統計を意識した下げ中心の調整圧力が強い様子。
これによりドル円は米国時間の午前にかけて128.09円まで下落しました。
しかし米国時間に発表された新規失業保険申請件数が良好だった事から米国の雇用の強さを確認できると米長期金利の低下幅は縮小しました。
米国時間引けにかけて128.60円前後を推移。この日を終えました。
◆今日のチェック項目◆
・1月雇用統計
・ISM非製造業景況指数
◆本日のドル円相場の予想◆
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