[2023.3.2]ドル円の底堅さを確認。2月の経済指標は予想を上回れるのか?

① 米長期金利の乱高下に合わせてドル円も乱高下。ドル円上下に大きく動く。
② 以前として底値は堅く、サポートライン間近になるとショートカバーが働く状況。
③ 市場は次の材料集めに動き始める為、しばらくレンジ相場が続くのではと思考。
YS@Investor and Trader 2023.03.02
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

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◆昨日のチェック項目◆

・米2月製造業PMI(23:45)

結果:47.3 予想:47.8 前回:47.8

***

・米2月ISM製造業景況指数(24:00)

結果:47.7 予想:47.8 前回:47.4

ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の製造業350社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。アンケート方法は「新規受注(30%)、生産(25%)、雇用(20%)、入荷遅延(配送時間)(15%)、在庫(10%)」の5項目につき「良くなっている(1)、同じ(0.5)、悪くなっている(0)」の三者択一の回答結果を点数化し、カッコ内数値でウエイト付けした加重平均で算出しています。景気の先行指標として注目されています。される。50が好況と不況の分岐点。
みんなのFXより
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◆昨日のドル円相場の特徴◆

1日(水)のドル円は乱高下が激しい相場展開となりました。

この日、中国の主要経済指標が力強い結果を発表しました。

みんなのFXより

みんなのFXより

これによりアジア圏でリスク選好の円売り圧力が上昇。日本時間から欧州時間にかけてドル円は大きく上昇。136.46円を記録しました。

しかし欧州時間から米国時間にかけてドル円は下落。発表される経済指標(PMI,ISM)を控えた警戒による金利低下によるものと考えられます。ドル円は135.26円まで下落しました。

ところが米国時間に入ると、金利反転(ドイツ消費者物価指数が発表された辺り)を機にショートの巻き直しが起こりました。

FRB当局者のタカ派発言(ミネアポリス連銀カシュカリ総裁:「次回FOMCで25bpもしくは50bpの利上げがオープン」)も加わった事で上昇は大きく136.32円まで持ち直しました。

しかし発表された米経済指標が好ましくなかった事で上昇は収まり、今後の方向性を伺うような動きとなりました。

***

◆今日のチェック項目◆

・米新規失業保険申請件数

・FRBウォラー理事講演

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◆本日のドル円相場の予想◆

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