[2023.2.9]日銀人事とCPI待ち。ドル円方向感定まらず。
❷ 米国時間はFRB当局者の相次ぐタカ派発言により米金利が上昇。ドル円も131.54円まで値を戻す。
❸ 為替市場の注目は来週のCPIと日銀人事。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸MBA住宅ローン申請指数
結果:7.4% 前回:-9.0%
米抵当銀行協会が毎週水曜日に発表する個人の住宅ローン申請件数を指数化したもの。1990年3月16日を100として基準としている。固定金利・変動金利・新規購入・ローンの借り換えなど、各種別の調査を行い全体の数字を出している。(あくまで申請ベースの数字であり、一人が複数件のローンを申請した場合すべて計算に含まれる)
・🇺🇸10年債入札
入札前10年物利回り:3.643%
入札結果:3.613%(前回3.575%)
応札倍率:2.660 (前回2.530)
よく売れてます!
・FRB当局者発言
バー副議長:際立った発言無し(中立)
クック理事:「インフレ抑制のために、(小さな利上げで政策を引き締めることが正しい。」(中立)
ウォラー理事:「予想してるよりも長い間、高い金利維持が必要になる可能性がある。」(🦅)
ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁:「インフレ制御のため、数年間引き締めを維持する可能性も十分考えられる。あくまでもデーター次第。0.25%引き上げは適切である。」(やや🦅)
アトランタ連銀ボスティック総裁:「金利政策担当者が以前に予想していた5.1%よりも高いピークまで引き上げる必要がある。」(🦅)
ミネアポリス連銀カシュカリ総裁:「FRBは景気後退(リセッション)を引き起こしたくはないが、インフレに関してまだ行うべきことがある。」(やや🦅)
◆昨日のドル円相場の特徴◆
8日(水)のドル円相場は下落後に持ち直す展開。

昨日のパウエル議長によるハト派発言が意識されたドル円は日本時間朝方から欧州時間朝方にかけて大きく下落しました。この日の安値130.60円を記録しました。
しかし米国時間に入ると、FRB当局者たちの相次ぐタカ派発言に米金利が上昇。ドル円も131.54円まで値を戻しました。
今週は方向性が定まらず130から131円を小刻みにレンジ相場を作るでしょうね。やはり勝負ら来週のCPIと日銀人事ですね。
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸新規失業保険申請件数
・🇺🇸30年債入札
◆本日のドル円相場の予想◆
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