12/7(火)の為替市場のまとめ
おはようございます。オミクロンの警戒が和らぎ、世界的にリスクオンの流れでしたね。アメリカ株式相場はNASDAQを中心に全面高。S&P500は再度、史上最高値を目指し始めました。今日の日本時間が楽しみですね!
それではドル/円を中心に12/7(火)の為替相場を振り返っていきましょう!
東京外国為替市場の動向



7日の東京外国為替市場は円とドルの売りが目立ちましたね。ドルよりも円の売りが強かった為、ドル/円は円安方向に動いていきました。株式市場を見ると、日経平均株価が580円超高まで上げ幅を広げていました。株高によるリスクオンが円売りを継続させましたね!
ドル円は12/1の高値の113.63円を上抜けて113.65円まで値を上げました。
WTI原油先物価格が1%超高まで上昇していることを皮切りに資源国通貨の需要が高まりました。
この時の豪ドル円は80.34円、カナダドル円は89.23円と円が売られている事もあり資源国通貨のクロス円は堅調に推移しました。
ロンドン外国為替市場の動向



ロンドン時間に入ると、円が集中して買われたことにより、ドル円は日本時間と真逆の動きを前半に見せました。後半はサポートも強く入った事とドルが買われた事で円安の方向に再度舵を切りました。
株式市場は新型コロナウイルスの変異種「オミクロン型」に対する過度な警戒感は後退し、リスク選好ムードから買い優勢の展開を見せます。英国株は続伸。ほぼ全面高で鉱業株や輸送関連株の上昇が目立ちました。この影響もあり、為替日は本時間と同じく資源国通貨が買われました。
ドイツ株も大幅高で小売株や輸送関連株など幅広い銘柄が買われる様子でした。
欧州もアメリカ同様にインフレ率上昇懸念が残るので、アセットアロケーションとして円の買いがあったのかなと考えます。
ニューヨーク外国為替市場の動向



ニューヨーク為替市場は全体的に円高が目立ちました。24時の時点のドル円は113.65円と高値を狙う箇所がありましたが、株式市場(特にNASDAQ)が好調により円売り・ドル売りが並行し、ドル円が下落しました。
米10年債利回りが1.46%台まで上昇したこともドル円の下落材料となりました。
リスク要因として上がっていたウクライナを巡る米露首脳会談も、事前に両者の溝は埋まらない事が市場心理に織り込まれていた事から大きな影響はありませんでした。
1日のふりかえり
1日のドル円の動きを見ると、ダブルトップ(トリプルボトム)を形成しています。ですので本日のドル円の動きは非常に重要です!アメリカの株式相場が好感されて、日本もリスクオンムードに入ってくれると良いのですが、猶予期間終了までにオフショア債の利払いできなかった中国・恒大集団の債務再編の行方が問題です。アジア時間で揉めそうです....。
北京五輪の外交ボイコットの件もありますね...。米中関係どうなるんでしょうね....。
水曜日のトレード頑張りましょう!
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