[2023.3.1]2月の経済指標が軒並み悪化!雇用統計を見越したトレード調整続く!
② その後、不甲斐ない米指標結果が相次いだ事で135.76円まで急落するも、すぐに136円台まで反発。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・2月シカゴ購買部協会景気指数
結果:43.6 予想:45.1 前回:44.3
シカゴ購買部協会がシカゴ地区にある企業の購買担当者へのアンケートを元に発表する指標。50が好不況の分岐点となる。ISM製造業景気指数の前営業日である月末に発表されることから、同指標の先行指標としても利用されている。
・2月リッチモンド連銀製造業指数
結果:-16 予想:-5 前回:-11
・2月消費者信頼感指数
結果:102.9 予想:108.5 前回:107.1 前回改定値:106.0
米国の経済団体や労働組合などで構成される民間の非営利調査機関である全米産業審議会(コンファレンスボードとも言う)が、消費者に対するアンケートを基に調査した消費者のマインドを指数化したもの。同系統の指標であるミシガン大学消費者信頼感指数に比べて規模が大きい。
・1/9に就任したシカゴ連銀グールズビー総裁の発言
「データは遅行して入ってくる」「市場の反応に頼りすぎるのは危険である」
◆昨日のドル円相場の特徴◆
28日(火)のドル円は上昇後に急反落する展開となりました。
参議院での所信聴取でも新日銀幹部候補は金融緩和維持を強調しました。
氷見野日銀副総裁候補:「現在の金融政策は適切」
内田日銀副総裁候補:「副作用あるから緩和見直すのでなく、いかに工夫して継続するかが課題」
これにより円売り圧力が上昇。米金利も上昇した事でドル買い圧力が上昇。米10年債利回りは3.98%を記録しました。
日米金利差の拡大に伴い、円キャリートレードが再開。市場参加者が集まってきた事でドル円チャートは地合いの強さが際立ってきました。
トレードは欧州時間も止まる事なく米国重要指標発表前には136.93円まで上昇しました。
しかし米2月シカゴ購買部協会景気指数を始めとする各経済指標の冴えない結果により米長期金利が大きく下落。ドル円も一気に135.76円まで下落しました。
引けにかけて反発するも戻りは限定的となり日本時間の様子を伺う格好となりました。
◆今日のチェック項目◆
・米2月製造業PMI(23:45)
・米2月ISM製造業景況指数(24:00)
◆本日のドル円相場の予想◆
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