[2022.11.24]PMI予想下回り。FOMC議事要旨もハト派色を示しドル円大幅下落。

❶ 🇺🇸経済指標は不冴いない結果が相次ぐ。FOMC議事要旨も「大多数の当局者が利上げペースの減速が近く適切になると認識」との記載されてた事からハト派的内容が目立つ状況。
❷ テクニカル的観点では、日足ドル円チャートにて雲下限を割り込む。これにより三役逆転が成立し、地合いは極めて弱い状況。
❸ 本日、米国は感謝祭。市場参加者が急減する事から大きな動きは無いと予想。
YS@Investor and Trader 2022.11.24
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸MBA住宅ローン申請指数

(結果:2.2% 前回:2.7%)

・🇺🇸10月耐久財受注速報値

(結果:0.5% 前回:-0.5% 予想:0.0%)

・🇺🇸新規失業保険申請件数

(結果:24.0万件 前回:22.2万件 予想:22.5万件)

・🇺🇸11月製造業&非製造業PMI速報値

製造業 (結果:47.6 前回:50.4 予想:50.0)

非製造業(結果:46.1 前回:47.8 予想:47.9)

総合  (結果:46.3 前回:48.2 予想:48.0)

・🇺🇸11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値

(結果:56.8 前回:54.7 予想:55.0)

・🇺🇸10月新築住宅販売件数

前月比   (結果:7.5% 前回:-10.9% 予想:-5.5%)

年率換算件数(結果:63.2万件 前回:60.3万件 予想:57万件)

・FOMC議事要旨

「大多数の当局者が利上げペースの減速が近く適切になると認識」と記載される

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

23日(水)のドル円は昨日同様に大幅下落となりました。

日本時間から欧州時間にかけては、小幅なレンジ相場を上下するも、米国時間に入り経済指標発表に連れてドル円は下落に陥ります。

・🇺🇸MBA住宅ローン申請指数

(結果:2.2% 前回:2.7%)

・🇺🇸10月耐久財受注速報値

(結果:0.5% 前回:-0.5% 予想:0.0%)

・🇺🇸新規失業保険申請件数

(結果:24.0万件 前回:22.2万件 予想:22.5万件)

・🇺🇸11月製造業&非製造業PMI速報値

製造業 (結果:47.6 前回:50.4 予想:50.0)

非製造業(結果:46.1 前回:47.8 予想:47.9)

総合  (結果:46.3 前回:48.2 予想:48.0)

上記結果を背景にマーケットは米国のリセッション懸念が再浮上し始めます。

米金利は再び低下を始め、ドル売り圧力が上昇しました。(🇺🇸10年債利回りは3.69%まで急低下)株式市場は堅調な推移。ドル売り株買いが目立ちます。

また日本時間の早朝4時に発表されたFOMC議事要旨では、

”大多数の当局者が利上げペースの減速が近く適切になると認識” ”急速な利上げによるリスク増大を認識”

とのハト派的見解が記載されていました。

これによりドル円は、本日の早朝に139.18円の安値を記録しました。

***

◆今日のチェック項目◆

特になし

***

◆本日のドル円相場の予想◆

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