12/14(火)の為替市場のまとめ

平日に金融市場のマーケット情報(米国市場中心)を為替と株の観点でまとめています。「あの時何があったっけ!?」と振り返られる記事内容になってます。
YS@Investor and Trader 2021.12.15
誰でも

米国株式市場はナスダックの売り相場でしたね。為替相場は特段目立った動きはないボックス相場。明日のFOMCを控えての動きですかね。インフレもテーパリングのラップも織り込み済みだと思うので、FOMC後は安心材料から為替は円安に動くんじゃないかなと感じるのですが、皆さんはどう感じますか?

それではドル/円を中心に12/14(火)の為替相場を振り返っていきましょう!

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前日の通貨需要の動向

東京時間に大きな動きを見せたのは豪ドルです。豪ドルは16日発表の11月失業率の予想が出た途端に大きな売りが出ました。予想はそれほど悪くないのですが、この強烈な売りは何でしょうか....?(既に何か情報が織り込んでる?)動向を気にしながら進んでいきましょう。

ロンドン時間に新しい動きがありました。

欧州中央銀行(ECB)が16日に発表する今後の経済予想において、期待感からユーロとポンドが買われていました。しかし2023年と24年にインフレ率が目標の2%を下回る事を複数の当局者が本日明らかにしました。ECBは22年のインフレ率を9月に予想した2.2%から引き上げるものの、その後の予測期間ではインフレの鈍化を見込んでいるとのことです。

これにより、ユーロが下落し、ポンドが買われる状態が起き、NY時間も続きました。

ドル円は113.20ー114.20でボックス相場を抜けられない状態にあります。米FOMC控えて様子見ムードが継続中ですね。詳しくみていきましょう。

オミクロン株の感染拡大懸念(英国で初の死者を確認)を背景とした株式市場の軟調推移、リスク回避の円買い圧力が重石となり、安値113.43まで下落しました。

しかし前日安値の113.39に入ると、ポジション調整(米金利上昇→米ドル高)WTI原油先物の下げ幅縮小(リスク回避の円買い後退)米11月生産者物価指数(結果9.6%、予想9.2%)の伸び率加速が支援材料となり、高値113.75まで反発しました。

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1日を振り返って

本日は日本時間明日早朝4時に米FOMC(連邦公開市場委員会)が行われます。また同4時30分にはパウエルFRB議長定例記者会見があります。

注目点は以下3つです。

1つ目はドットチャートの中央値が上方修正されるかどうか。

米当局者のタカ派的な発言を見る限り、2022年末、2023年末共に上方修正されるんじゃないかなと個人的に思います。

2つ目は声明文のインフレ部分の文言が変更されていないか(簡単に言うと、インフレ率の上昇は予定通りなのか)。

パウエルFRB議長が先月末に「一時的という文言を使うことをやめるべきだと考えている」と発言してきました。今日のFOMCで一時的という言葉は使わなくとも、言葉によっては株価並びに為替が大きく下落する可能性があります。

3つ目はテーパリング加速についての決定がなされるかどうか。

現行の月間150億ドル(米債100億ドル、住宅ローン担保証券50億ドル)の削減額が、月間いくらまで増額されるかがポイントです。それにより、利上げ時期が早まるので、ここは要注目ですね!

以上のことから、本日の市場では米FRBによる金融緩和から金融引き締めへの政策転換が意識されやすく、ドル円相場は米金利上昇→米ドル高の経路を歩むんじゃないかなと思考します。本日も頑張りましょう!

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