[2023.3.10]黒田総裁最後の日銀金融会合&2月の米雇用統計でドル円大荒れ予想。
〇ドル円、前日のパウエル議長の下院でのハト派発言、米指標不冴えに135.96まで急落
〇ユーロドル、米金利低下に伴うドル売りに米国時間に1.0591まで反発
〇本日、黒田総裁最後の日銀金融政策決定会合と、米2月雇用統計に注目集まる
〇「日銀によるサプライズ修正なし」+「良好な米雇用統計」の組み合わせを想定
〇イベント通過後に急伸する展開をメインシナリオとして予想
〇ユーロドル、米金利低下に伴うドル売りに米国時間に1.0591まで反発
〇本日、黒田総裁最後の日銀金融政策決定会合と、米2月雇用統計に注目集まる
〇「日銀によるサプライズ修正なし」+「良好な米雇用統計」の組み合わせを想定
〇イベント通過後に急伸する展開をメインシナリオとして予想
YS@Investor and Trader
2023.03.10
誰でも
目次
-
昨日のチェック項目
-
昨日のドル円相場の特徴
-
今日のチェック項目
-
本日のドル円相場の予想
***
◆昨日のチェック項目◆
・米2月チャレンジャーレイオフ調査
結果:410.1% 前回:440.0%
米国のチャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社(雇用コンサルティング会社)が米国企業の人材削減数(リストラ数)の割合を指標化したもの
・米新規失業保険申請件数
結果:21.1万件 予想:19.5万件 前回:19.0万件
***
◆昨日のドル円相場の特徴◆
9日(木)のドル円は大幅下落となりました。

東京時時朝方、ドル円は137.43円まで根を伸ばすも、パウエル議長下院金融委員会でのハト派発言と翌日(本日)の黒田総裁最後の日銀金融政策決定会合の警戒を背景に以下3点がドル円下落の大きな材料となりました。
・米金利が急低下
(米2年債利回りが5.08%から4.97%まで急低下)
・円金利の急上昇
日銀金融政策決定会合を控えた警戒感によるもの(黒田総裁が植田新総裁への置き土産としてサプライズ修正を唱えるのではないかという警戒)
・短期筋の大規模ロスカット&保有ポジションの調整
これによりオプション市場ではエンコールオーバーが拡大。米国時間午後にかけて135.96円まで急落しました。
現在も緊張状態が続きます。
***
◆今日のチェック項目◆
・日銀金融政策決定会合の動向
・🇺🇸2月雇用統計
***
◆本日のドル円相場の予想◆
詳しい情報はディスコードで共有しております。ディスコードは有料会員サービスとなります!
YSと投資を学ぶニュースレター
・投資の学び方が見つかる!
・過去の記事も読み放題
・毎週届き、いつでも配信停止可
・読みやすいレターデザイン
・過去の記事も読み放題
・毎週届き、いつでも配信停止可
・読みやすいレターデザイン