🇩🇪インフレ悪化が進行。再びユーロ経由のドル買い圧力上昇(2022/8/22)
目次
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昨日のドル円相場の早見表
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のドル円相場の早見表◆
① 欧州朝方にかけてドル円は136.71円まで下落。🇺🇸長期金利の反発により137.65円まで急伸
② 🇩🇪インフレ悪化がひどい状況。ユーロ売り強い。
③ドル円は依然として強い買いシグナル点灯中。
◆昨日のチェック項目◆
なし
◆昨日のドル円相場の特徴◆
週明け22日、月曜日のドル円は全体的に堅調な値動きを見せました。
✅ アジア株式市場の冴えない動き
✅ リスク回避の円買い圧力上昇
✅ 金利低下に伴うドル売り圧力上昇
(東京時間に米10年債利回りが3.00%から2.94%へ低下)
上記3点より、東京時間昼から欧州時間朝方にかけてドル円は下落。この日の安値136.71円を記録しました。
しかし売り一巡後、
✅ ジャクソンホールを控えたポジション調整
✅ 🇺🇸7月シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回る良結果
(結果:+0.27 予想:▲0.25 前回:▲0.19)
✅ 長期金利の反転上昇
(米10年債利回りはさらに上昇。3.03%へ)
✅ ドイツのインフレ悪化が進行。
○ドイツ連銀が月報にて「ドイツ経済はリセッションの可能性が高まっている」とのネガティブ姿勢を示す。
○ドイツ連銀ナーゲル総裁がタカ派発言
「ドイツのインフレ率が今後数ヵ月で10%を超える可能性がある」
「景気後退に突入する可能性が高まっている」
「ECBは利上げを継続すべき」
✅ エネルギー価格の再上昇
🇷🇺国営ガスプロム社が「ノルドストリーム1について圧縮機点検を目的に8/31から9/2までガス供給を停止する」と発表➡︎天然ガス先物価格が高騰➡︎欧州経済の後退懸念上昇。
上記5点を背景に、主にユーロ経由のドル買い圧力が上昇した事でドル全面高となり、ドル円は137.65円まで上昇しました。
◆今日のチェック項目◆
✅ 🇺🇸8月製造業/非製造業PMI速報値
✅ 🇺🇸8月リッチモンド連銀製造業指数
✅ 🇺🇸7月新築住宅販売件数
✅ 🇺🇸2年債入札