ドル円1ヶ月半ぶりに高値圏に出戻り。140円が射程圏内。(2022/8/29)
目次
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昨日のドル円相場の早見表
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のドル円相場の早見表◆
① 米国時間に138.29円まで下落するも反発。底値堅い。
② 先週末のジャクソンホール会議にて日米金融政策の方向性の違いを再確認できる状況。
③ ドル高円安トレンド継続中。
◆昨日のチェック項目◆
なし
◆昨日のドル円相場の特徴◆
週明け29日(月)ドル円は大幅な上昇を見せました。
先週末に開かれたジャクソンホール会議にて、パウエル議長は、
・「物価を安定させるためには、金融引き締め政策を一定期間維持することが必要」
・「歴史は早急過ぎる政策緩和を強く戒めている」
とマーケットが予想していた以上にタカ派的な見解を示しました。これにマーケットはFRBが更なるタカ派傾斜に舵を切ったと判断し、9月FOMCは75bp利上げするのでは?との観測が再燃しました。
→🇺🇸10年債利回りは3.12%まで上昇
→ドル全面高(米ドルは2002年9月以来である高値を更新しました)
この🇺🇸の姿勢に対し、日銀の黒田総裁はジャクソンホール会議にて、
・「日銀は金融緩和策を維持する必要がある」
とのハト派発言。この結果が昨日の円全面安を呼び込みました。
日本時間14時を過ぎる頃にドル円は、この日の高値139.00円を記録しました。
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸8月消費者信頼感指数
・🇺🇸7月JOLT雇用動態調査
・🇺🇸リッチモンド連銀バーキン総裁講演
・🇺🇸ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁講演