[週報]先週(3/13 - 3/17)の振り返りと今週(3/20 - 3/25)の戦略
② CPIコアなどインフレ指標は予想を上回りFRBは利上げの舵取りが難しい状況。
③ クレディ・スイスが信用不安拡大するもUBSに買収され懸念は鎮静化。
④ドル円の試合は悪化。ファンダメンタル面もマイナス要素が目立つ状況。
⑤ 今週のメインイベントは3/21ー22にFOMC。ドットチャートはどこを示すか要注目!
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目次
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先週(3/13 - 3/17)の振り返り
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今週(3/20 - 3/25)の予想
先週の振り返り
先週のドル円相場は全体的に下落傾向でした。

シルバーゲートバンク、シリコンバレーバンク、シグネチャーバンクの経営破綻により、米国はシステミックリスクの拡大が懸念視されました。これにより経営悪化が苦しいファースト・リパブリック・バンクの株価大暴落しました。
リーマンショック時にもあったこの金融市場のリスク回避ムードは、米金利を大きく低下させ、ドル円は週明け早々132.28円まで下落しました。
その後は、
・急ピッチな下落の反動
・急激な円金利低下に伴う円売り圧力の上昇
(10年債利回りは0.17%まで低下)
・米インフレ指標の予想を上回る結果
・米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇
など、これらが要因となりドル円は135.13円まで大きく反発しました。
しかし
・スイス銀行の大手クレディスイスの経営破綻が再び浮上した事(SNBが追加支援を拒否)
・ECBが50bpの利上げを強行した事
・金融市場のリスクオフが再開した事
・米インフレ指標の伸び率が低下した事
・来週のFOMCの利上げを懸念視する動きが大きくなってきた事
これらが要因となりドル円は再び大きく下落。週間安値131.74円を記録しました。
その後の戻りも弱く、132円前後を推移して週を終えました。
今週の予想
3/8に記録した年初来高値137.90円をトップにドル円は先週131.74円を記録しました。
4時間足では早くも強い売りシグナルを示唆する三役逆転が成立。

ドル円の地合いは悪化していますね。
ファンダメンタル的にも、
・銀行破綻によるシステミックリスク拡大(シルバーゲートバンク破綻→シリコンバレーバンク破綻→米シグネチャーバンク→クレディスイス危機(UBSが買収して一旦警戒和らぐ))
・FRBの金融引き締め休止観測の高まり
ドル円上昇には向かない環境下ですね!
さてそんな最中、今週は3/21ー3/22にFOMCが控えています!(しかも3の倍数のFOMCなのでドットチャートが発表されます)
現在は25bpの利上げが織り込まれていますが、ポイントはドットチャートが2023年の終着点がどこを見ているかですね!
おそらく下方修正を見てると思うのでドル円はダウンサイドリスクにかなり注目が集まるでしょうね!ショートで稼げる相場ですかね(笑)
今週も稼ぎましょう!!
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