[2023.4.13]🇺🇸3月CPIの伸び率鈍化!ドル円急落するも133円の壁は堅い。
② FOMC議事要旨では、地方銀の流動性危機を巡る懸念や米銀2行の経営破綻で利上げを一時停止することが検討されたが、FRBとしては最終的にインフレ対応を優先するとの事。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の見通し
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸3月CPI
[前月比]
結果:0.1%🔻 予想:0.3% 前回:0.4%
[前年比]
結果:5.0%🔻 予想:5.2% 前回:6.0%
[コア・前月比]
結果:0.4% 予想:0.4% 前回:0.5%
[コア・前年比]
結果:5.6% 予想:5.6% 前回:5.5%
・🇺🇸リッチモンド連銀バーキン総裁発言
「インフレ抑制に向けてまだやるべきことがある。」
・🇺🇸FOMC議事要旨
地方銀の流動性危機を巡る懸念や米銀2行の経営破綻で利上げを一時停止することが検討されたが、FRBとしては最終的にインフレ対応を優先するとの事。
◆昨日のドル円相場の特徴◆
12日(水)のドル円は今週のメインイベントである🇺🇸3月のCPIの結果を受けて高値圏から急反落しました。

・アジア圏の株式市場の堅調推移➡︎リスク選好の円売り圧力の上昇
・心理的節目134円の突破に伴う仕掛け的なドル買い円売り圧力の上昇(オプション市場の兼ね合いも含む)
上記2点を大きな材料にドル円は日本時間早朝からお昼にかけて上昇。約1ヵ月ぶり高値134.04円を記録しました。その後CPI発表に向けて静かな動きが続きます。
注目された🇺🇸3月CPIですが結果は伸び率が鈍化。これにより米長期金利が急低下しました。

➡︎🇺🇸2年債利回りは4.06%から3.91%へ低下
➡︎🇺🇸10年債利回りも3.45%から3.36%へ低下
ロングポジションを持つ短期勢のロスカットも下落材料となりドル円はCPI発表後に急落。安値132.74円を記録しました。
引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く133.20円前後で現在は推移しております。
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸3月生産者物価指数
・🇺🇸新規失業保険申請件数
◆本日のドル円相場の見通し◆
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