🇺🇸経済指標は良好。FRB当局者にスタンスの変化なし。なのに超えられない145円超の壁。日銀圧力健在。(2022/10/5)
❷ 日銀の為替介入への警戒感、相場心理に根強く残る。
❸ 週末の雇用統計が冴えない結果になるとの見方が強い状況。本日は調整局面。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸MBA住宅ローン申請指数
(結果:-14.20% 予想:--- 前回:-3.7%)
・🇺🇸9月ADP雇用統計
(結果:+20.8万人 予想:+20.0万人 前回:18.5万人)
・🇺🇸8月貿易収支
(結果:-674億ドル 予想:-677億ドル 前回:-705億ドル)
・🇺🇸9月総合PMI
(結果:49.5 予想:49.3 前回:49.3)
・🇺🇸9月ISM非製造業景況指数
(結果:56.7 予想:56.0 前回:56.9)
・🇺🇸9月ISM非製造業景況指数
(結果:56.7 予想:56.0)
・アトランタ連銀ボスティック総裁講演
「年末までにFF金利は4-4.5%とし、その後はその水準を維持し経済や物価の反応を見極めたい」「緩和に向かって急転換することは支持しない。」
◆昨日のドル円相場の特徴◆
5日(水)のドル円は急落後に反発を見せました。

・前日、🇺🇸労働省が発表したJOLTS労働力調査が冴えない結果により、米国は利上げに対して積極的な姿勢を崩すのではないかという期待感
・直近の安値143.89円を割り込んでしまった事による短期筋の見切り売り
これによりドル円は日本時間のオープンにかけて143.54円まで下落しました。
しかし日本時間の開始後は上昇。
・ゴトー日に伴う実需のドル買い・円売り
・🇳🇿銀行(RBNZ)の大幅利上げ
前日、🇦🇺中銀が予想50bpに対して25bpの利上げに留めた事でRBNZも小幅利上げが予想されていたが、事実は50bpの大幅利上げサプライズとなる。
🇺🇸長期金利も反転上昇した事でドル買い圧力に拍車がかかります。

米国時間に発表された経済指標は良好。
・🇺🇸9月総合PMI
(結果:49.5 予想:49.3 前回:49.3)
・🇺🇸9月ISM非製造業景況指数
(結果:56.7 予想:56.0 前回:56.9)
・🇺🇸9月ISM非製造業景況指数
(結果:56.7 予想:56.0)
etc
サンフランシスコ連銀デイリー総裁も強気なタカ派発言(「インフレ抑制に向け、断固として利上げを継続する」)を見せた事でドル円は144.85円まで上昇しました。
しかし145円の壁を越える事は出来ず、引けにかけて144円半ばまで値を落としました。
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸新規失業保険申請件数
・シカゴ連銀エバンズ総裁発言
・クックFRB理事発言
・FRBウォラー理事発言
◆本日のドル円相場の予想◆
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