PPI鈍化で下落するも強気のドットチャートでドル円急反発。2023.6.15
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◆昨日のドル円相場の特徴◆
14日(水)のドル円は下落後に大きな反発を見せました。

FOMCは予想通り大荒れとなりました。米国時間オープン前にドル円はFOMCを控えたポジション調整と5月生産者物価指数(コア指数も含む)が予想を下回った事によりドル円は139.28円まで下落しました。
🇺🇸5月生産者物価指数(結果:+1.1% 予想:+1.5% ※前年比)
🇺🇸5月生産者物価コア指数(結果:+2.8% 予想:+2.9% ※前年比)
しかしFOMC結果の発表と共に状況は一変します。
FOMCにて政策金利は据え置きが全会一致で決定されたんですが、同時に発表されたドットチャートが予想よりもタカ派でした。

2023年末時点の予想中央値が前回の5.1%から5.6%へ上方修正、2024年末時点の予想中央値が前回の4.3%から4.6%へ上方修正、2025年末時点の予想中央値が前回の3.1%から3.4%へ上方修正。全て上!
この結果にドル円は140.18円まで上昇。その後、パウエル議長の記者会見にて記者からの怒涛の質問攻めにお茶を濁す様な発言が見られた事でドル円は上値重いものの、日本時間の現在は高値更新中です!
◆本日のドル円相場◆
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