[2022.11.2]声明文はハト派・会見はタカ派なFOMC。引き続きドル高始動。

❶黒田総裁の希にないタカ派発言。米長期金利も下落した事に伴い、ドル円は146.87まで下落
❷ 注目のFOMCでは、声明文に利上げの金融政策の文言が加わりハト派スタンスを示す。一方でパウエル議長の記者会見では「インフレ低下には時間がかかり、利上げ停止を考えるのは時期尚早だ。」とタカ派スタンスを示す。
❸ドル円の試合は再び強いものに変わる。
YS@Investor and Trader 2022.11.03
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目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸ADP雇用統計

(結果:23.9万人 前回:20.8万人 予想:19.5万人)

・🇺🇸FOMC政策金利発表

(結果:3.75% - 4.00% 前回:3.00% - 3.25% 予想:3.75% - 4.00%)

・🇺🇸FOMC声明文(ハト派優勢)

「将来の利上げペース決定は、これまでの金融引き締めの累積的な影響や、金融政策が経済活動やインフレに影響を与えるまでのタイムラグ、経済・金融情勢の変化を考慮して行っていく。」

(In determining the pace of future increases in the target range, the Committee will take into account the cumulative tightening of monetary policy, the lags with which monetary policy affects economic activity and inflation, and economic and financial developments.)

との文言が新たに付け加えられた。

・🇺🇸パウエル議長記者会見(タカ派優勢)

ハト派発言一部抜粋

「制限的な政策スタンスは必要だ。」「利上げ減速の時期は早ければ次回会合となる可能性がある」

タカ派発言一部抜粋

「インフレが低下するには時間がかかる。利上げ停止を考えるのは非常に時期尚早だ。米国経済は堅調であり、特に雇用が強い」

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

2日(水)のドル円は急落と急反発を見せました。

日本時間の朝方、衝撃が走ります。黒田総裁が金利についてタカ派発言をさせられていました。

「物価安定目標(2%)の実現が見通せるような状況になった時、イールドカーブコントロールの柔軟化が一つのオプションとしてあり得る。」

今まで金融緩和の継続を頑なに貫いてきた黒田総裁がスタンスを大きく変えてきました。

これに加え、FOMC前の警戒感、米金利低下に伴うドル売り圧力が材料となり、ドル円は米国時間に向かい、下落傾向。一時146.87円まで下落しました。

米国時間では、10月のADP雇用統計が良好だった事を背景にドル円は147円まで回復するも、FOMCの声明文がハト派スタンスに転じた事でドル円は下落。

FOMC声明文にて、「将来の利上げペース決定は、これまでの金融引き締めの累積的な影響や、金融政策が経済活動やインフレに影響を与えるまでのタイムラグ、経済・金融情勢の変化を考慮して行っていく。」(In determining the pace of future increases in the target range, the Committee will take into account the cumulative tightening of monetary policy, the lags with which monetary policy affects economic activity and inflation, and economic and financial developments.)との文言が新たに付け加えられた。

しかし後のパウエル議長の記者会見では、

「制限的な政策スタンスは必要だ。」「利上げ減速の時期は早ければ次回会合となる可能性がある」

などのハト派発言が見られドル円は145.67円まで急落するも、

「インフレが低下するには時間がかかる。利上げ停止を考えるのは非常に時期尚早だ。米国経済は堅調であり、特に雇用が強い」

とのタカ派発言により米金利が上昇(米10年債利回りは4.09%まで上昇)

ドル買い圧力も高まった事により、ドル円は147.85円まで上昇しました。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇪🇺ECBラガルド総裁の発言(17:05)

・🇪🇺失業率(19:00)

・🇬🇧BOE金利発表(21:00)

・🇬🇧ベイリー総裁の発言(21:30)

・🇺🇸新規失業保険申請件数

・🇺🇸失業保険継続受給者数

・🇺🇸サービス部門購買担当景気指数

・🇺🇸総合購買担当者景気指数

・🇺🇸ISM非製造業景気指数

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◆本日のドル円相場の予想◆

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