心理的節目145円突破失敗。ロング勢のポジション手仕舞いの影響は?(2022/9/7)

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YS@Investor and Trader 2022.09.08
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目次

  • 昨日のドル円相場の早見表

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のドル円相場の早見表◆

❶ ドル円は米国時間朝方にかけて144.99円まで上昇。

❷ 松野官房長官、鈴木財務相が円安牽制発言するも大きな影響なし。FRB当局者のタカ派発言はは敏感に反応。ドル買い圧力上昇変わらず。

❸「ノルドストリーム1はタービンがあれば明日にも供給再開可能」とのプーチン大統領の発言によりユーロ需要上昇。ドル円下落を強める。

❹ 米国時間の午前から午後にかけて、ドル円143.75円まで下落。急ピッチのドル円上昇の反動による下落。

***

◆昨日のチェック項目◆

・ベージュブック

7月初旬以降の米国経済は「全体でみて横ばいだった」と総括。インフレの上昇により消費者が生活必需品に支出を絞る傾向が強まっており、個人消費の減速が鮮明となっている。景気の先行きに関して需要がさらに鈍化するとの見通し。

・クリーブランド連銀メスター総裁講演

「高インフレを沈静化するためには2023年の早い時期までに4%超に政策金利を引き上げ、その後しばらくその水準で据え置くことが必要。」とインフレと闘う姿勢を強調。

・FRBブレイナード副議長講演

「強いドルがインフレ鎮静化に影響する可能性がある」とドル高容認発言

・FRBバー副議長講演

「痛みを伴ってもインフレ抑制を優先。」メスター総裁同様、インフレと闘う姿勢を強調。

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

7日(水)のドル円相場は急伸後に急反落。

昨日の流れを引き継ぎ、ドル円は東京時間から欧州事時間にかけて上昇。その力は緩みませんでした。

松野官房長官ならびに鈴木財務相が円安牽制発言を行うも、(松野官房長官はやや円安容認の姿勢)ドル円の動きは止まることはありませんでした。

欧州時間に入ると、ドル円上昇の動きはさらに加速。

✔︎ リッチモンド連銀バーキン総裁のタカ派発言

「インフレが収まりつつあると確信するまで高金利を維持する必要がある」

✔︎ 心理的節目144円突破に伴う投機筋を中心とした仕掛け的なドル買い・円売り

これによりドル円は、米国時間朝方に144.99円を記録しました。

しかし、次の心理的節目145円のトライには失敗。

✔︎ 急ピッチで上昇した事によるドル高・円安の反動

(ロング勢のポジション手仕舞い)

✔︎ 米金利が低下した事によるドル売り圧力の上昇

(米10年債利回りが3.36%から3.25%まで下落し続けた事)

✔︎ ECB理事会を控えた調整・・・・①

(9/8に予定されているECB理事会での大幅利上げ観測)

✔︎ プーチン露大統領による楽観的な発言(天然ガスの価格急落→欧州エネルギー危機が一時的後退)・・・・②

「ノルドストリームはタービンがあれば明日にでも供給再開が可能」

✔︎ ①②が主な要因となり対ユーロでのドル売り圧力上昇。

(ユーロドルがパリティを回復できた事により圧力が強まった事も一つのドル円下落要因)

上記の事が要因となり143.70円前後まで値を下げました。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇯🇵4ー6月期GDP統計並びに7月国際収支統計の発表

・🇺🇸新規失業保険申請件数

・FRBパウエル議長の講演

・シカゴ連銀エバンズ総裁の講演

***

◆本日のドル円相場の予想◆

現在、ドル円はレジスタンスラインが無い青天井状態です。

リアルタイムに近づけるため、しばらくはディスコードにて共有させていただきます。本日もドル円のアップサイドリスクに注意していきましょう!

詳しくはディスコードにて!!

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