[2023.2.15]市場予想を上回るCPI+FRB当局者のタカ派発言=ドル円、約1カ月半ぶりの高値圏突入!
❷ FRB当局者のタカ派発言も加わりドル円は再び上昇。ショートカバーも加わった事で上昇圧力大きく133.32円を記録。
❸ 本日も米経済イベントによるボラティリティ拡大に注意。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸1月 消費者物価指数
[前月比]
結果:0.5% 予想:0.5% 前回:-0.1% 前回改定値:0.1%
[前年比]
結果:6.4% 予想:6.2% 前回:6.5%
[コア・前月比]
結果:0.4% 予想:0.4% 前回:0.3% 前回改定値:0.4%
[コア・前年比]
結果:5.6% 予想:5.5% 前回:5.7%
◆昨日のドル円相場の特徴◆
14日(火)のドル円は急上昇しました。

今週のメインイベント🇺🇸1月のCPIは市場予想を上回る結果となり、ドル円は132.68円まで上昇しました。しかしボラティリティの高さにSell the factが働き一時急落。ロング勢もロスカットに追いやられた事でその大きく131.51円まで急落しました。
しかしその後、米長期金利の急上昇を背景に、対主要通貨でのドル買い圧力が上昇。
米10年債利回りは一気に3.79%まで急上昇しました。
またFRB当局者のタカ派発言も加わりドル円の上昇は止まりません。
リッチモンド連銀バーキン総裁:「我々が望まない高インフレ継続の可能性」「インフレを目標に戻すにはしばらく時間がかかる」
ダラス連銀ローガン総裁:「必要であれば予想以上に長く利上げを続ける用意がある」
結果、ドル円は1/6以来の高値133.30円を記録しました。
◆今日のチェック項目◆
・MBA住宅ローン申請指数
・2月ニューヨーク連銀製造業景況指数
・1月小売売上高
・1月鉱工業生産
・1月設備稼働率
・2月NAHB住宅市場指数
・20年債入札
◆本日のドル円相場の予想◆
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