[2022.12.26]先週(12/19 - 12/23)の振り返りと今週(12/26 - 12/30)の見通し

❶ 松野官房長官の政府日銀共同声明改定の否定により137円半ばまで上昇するも、日銀政策修正の報道サプライズによりドル円1日で7円下落。
❷ 米経済指標の好結果によりドル需要が拡大した事に伴い132円まで値を戻す。そのままレンジを形成。
❸ 引き続きドル売り円買いをメインシナリオと想定
YS@Investor and Trader 2022.12.26
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***

目次

  • 先週(12/19 - 12/23)の振り返り

  • 今週(12/26 - 12/30)の予想

***

先週(12/19 - 12/23)の振り返り

週初に136円へ寄り付いたドル円は、その後137.50円前後まで上昇しました。

・米金利上昇に伴うドル買い圧力の上昇

松野財務長官によるヘッドラインニュースの否定🔥🔥

先々週の金曜日、共同通信が「岸田政権が安定的な経済成長を実現するための政府と日銀の役割を定めた共同声明を初めて改定する方針を固めた。」「2%の物価上昇目標の達成時期を見直し、金融政策の幅を広げる方向で検討する。」との報道を受けて世界的に円需要が拡大。これにより、ドル円は大きく下落しました。この報道を週明けに松野官房長官が否定した事でドル円が反発上昇しました。

ドル円動向の大きな支援材料だった事から、短期筋のショートカバーも強く働いた事でその上昇幅は大きく、ドル円は週間高値137.48円を記録しました。

しかし日銀金融政策決定会合が予定されていた20日、日銀のイールド・カーブ・コントロールの見直しが決定。🇯🇵10年国債金利の許容変動幅が±0.25%から±0.50%へ拡大するなどのサプライズ報道により、円需要が超拡大。

これにより、今までドル円上昇の根幹にあった日米名目金利差拡大が崩壊。日米名目金利差は今後縮小傾向に向かうことが観測され、円キャリートレードが激減。大規模なロスカットが重石となりドル円は、16時間で7円の下落

米国時間には週間安値130.60円を記録しました。

しかし、8/2に記録した直近の強いサポートライン130.40円を下抜けする事はできず、その後は大きく反発。

その後、発表された米経済指標が良好だった事もあり(下記一部表示)、ドル円反発後、再び下落する事なく上昇とレンジを繰り返しました。

・🇺🇸7ー9月期GDP確報値(結果:3.2% 予想:2.9%)

・🇺🇸新規失業保険申請件数(結果:21.6万件 予想:22.0万件)

・🇺🇸11月PCEコアデフレータ(結果:+4.7% 予想:+4.6% ※前年比)

***

今週(12/26 - 12/30)の予想

ドル円はわずか2ヵ月間で21円超の大暴落劇を繰り広げています。週末にかけて持ち直す場面が見られるも、戻りは限定的。現在は132円半ばを推移しています。

チャートを見ても地合いの弱さが確認できます。

・市場参加者にかなり意識されていた200日移動平均線を下値ブレイクしている事。

・一目均衡表における強い売りシグナルを示唆する三役逆転が成立している事。

目先、ドル円は8/2に記録した直近の強いサポートライン130.40円を割るかどうかに今後の方向性が注目されると考えます。

個人的にオススメは、ロング局面でポジションをINしていくのではなく、ショートの戻りを待って丁寧にショートポジションを積んでいく事が良いと考えます(但し、ボラティリティが強いので上下2、3円耐えられる位の証拠金は積んどいて欲しい。)

ファンダメンタル的に見ても、

・FRBの金融引き締め休止観測

(個人的考察)実質金利上昇に伴うアメリカ経済のover killを警戒し、FRBは「積極的な利上げスタンス」を維持することは出来ないと思考。ドットチャートからも分かる様に来年後半は25bp×2回の利下げを織り込んでいる所から、ターミナルレート5.25%以上の上げは考え難い。

・日銀による金融緩和修正

(個人的考察)12/20に発表されたYCC見直しにより、来年の1/18の日銀会合に注目が集まりやすくなっている。日銀が次回の会合で10年国債利回りの上限を再度引き上げる可能性も十分考えられる。

・上記2点を要因とする円キャリートレードの解消

以上の事から、引き続き、ドル売り・円買いをメインシナリオと予想します。

尚、年末休暇に突入する事から、フラッシュクラッシュ等には十分ご注意ください(2016年の悪夢.....。)

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