142円の下値堅さと再突破しづらい143円の壁。CPI結果待ち。(2022/9/12)

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YS@Investor and Trader 2022.09.13
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目次

  • 昨日のドル円相場の早見表

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のドル円相場の早見表◆

***

◆昨日のチェック項目◆

なし

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

週明け12日(月)のドル円はレンジ相場内を移動。方向が定まらない動きを見せました。

東京時間の早朝、ドル円は大きな窓開けにより下げ幅を広げてスタート。心理的節目である142円を円を割る事なく東京時間午後にかけて 143.49円まで上昇しました。

(以下、ドル円上昇における代表要因)

✔︎ アジア株式市場が堅調に推移した事によりリスク選好の円売り圧力が上昇した事

✔︎ 🇺🇸金利上昇によりドル買い圧力が上昇

(🇺🇸10年債利回りが再び3.3%台へ上昇)

✔︎ ショートカバー発生により、ショート勢がロングへ移行

(先週の金曜日、本邦金融当局者からの円安牽制発言が相次いだ事でドル円ショートポジションが急増。しかし週明け142円を底値に下値堅さが確認できた事でショートポジションが解消。ショートカバーが発生)

東京時間で1円超の上昇を見せたドル円ですが、欧州時間早朝から米国時間午後にかけて大きく下落します。

代表要因としては、以下4点が考えられます。

✔︎ 短期筋による東京時間で持ったロングポジションの解消

(明日発表される🇺🇸8月消費者物価指数を控えたポジション調整)

✔︎ 次回のECB理事会(10/27)にて再び大幅な利上げを観測

先週もECB当局者が利上げに対して強気な姿勢を示している

✔︎ 🇷🇺🇺🇦を巡る地政学リスクの後退

(ロシアがウクライナ東部オスキル川以西の州全域から軍の撤退を命じたとの報道➡︎欧州株が堅調推移➡︎対ユーロでの大規模ショートカバー発生➡︎ユーロ買い圧力が上昇、ドル売り圧力上昇)

✔︎ 🇺🇸金利低下に伴うドル売り圧力の上昇

(🇺🇸10年債利回りが再び3.2%へ低下)

これによりドル円は、米国時間午後にかけて142.16円まで下落しました。

しかし、142円が近づくと再び反発。142円から143円のレンジ相場を形成する運びとなりました。

その後、再び🇺🇸10年債利回りが3.3%台に回復した事でドル円は上昇。執筆現在は142円後半まで持ち直してます。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇺🇸8月消費者物価指数

***

◆本日のドル円相場の予想◆

現在、ドル円はレジスタンスラインが無い青天井状態です。

リアルタイムに近づけるため、しばらくはディスコードにて共有させていただきます。本日もドル円のアップサイドリスクに注意していきましょう。

詳しくはディスコードにて!!

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