[2022.12.20]松野官房長官が共同通信を全否定。米金利、ドル円共に急上昇。
❷ ドル円、200日移動平均線を下に抜けられまいと抵抗必至。
❸ 本日は日銀金融政策決定会合と黒田総裁の記者会見に世界から注目集まる。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・特になし
◆昨日のドル円相場の特徴◆
週明け19日(月)のドル円は下落を持ち直す展開を示しました。
先週の金曜日、共同通信により報じた政府日銀の共同声明。
➡︎「新たな経済成長を実現するため、政府と日銀の役割を定めた共同声明が先週末に発表された。これにより現在の政府と日銀の関係を改定する方針が濃厚(決定ではない)となった。」
➡︎「2%の物価上昇目標の達成時期を見直し。金融政策の幅を広げる事を検討している。」
この報道により、アベノミクスの終焉がマーケットに織り込まれました。来年の4月9日に新しい日銀総裁が就任する事で、”金融緩和の修正が本格的に進められるのではないか?”との懸念により、円キャリートレードの解消増加。
この一件により円需要が増えた事でドル円は下落。欧州時間には安値135.76円を記録。明日(本日)の日本時間午後に開催される日銀金融政策決定会合と黒田総裁の記者会見に世界が集まっています。
しかし、昨日夜、松野官房長官による「そのような方針を固めた事実はない」との全否定発言により、米金利が急上昇。ドル買い圧力が上昇します。ショートカバーも強く働いたことによりドル円は米国時間のごごにかけて137.18円まで上昇しました。
◆今日のチェック項目◆
・🇯🇵日銀金融政策決定会合
・🇯🇵黒田総裁記者会見
◆本日のドル円相場の予想◆
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