[2023.2.23]所信聴取に円金利が2日連続で高値を推移中。米国金融引き締め加速シナリオは強まるばかり。

① 円金利上昇に伴う円買い圧力の上昇や所信聴取を控えたポジション調整に伴いドル円は134.38円まで下落
② 1月FOMC議事要旨にタカ派的内容が示されていたことにより134.98円まで反発
YS@Investor and Trader 2023.02.23
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目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸MBA住宅ローン申請指数

結果:-13.3% 前回:-7.7%

・🇺🇸FOMC議事要旨(内容一部抜粋)

「多数がFOMCで25bpsの利上げを支持」「若干が50 bpsの大幅な利上げを支持」「12月FF金利予想の5.1%より上がる可能性」「米国経済成長の見解はばらつき」「23年までFF金利レートを継続」「インフレ率2%確信まで時間がかかる」

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

22日(水)のドル円は方向性に欠ける展開となりました。

日本時間朝方、ドル円は再び135円を突破するも前日の高値135.22円を突破する事はできませんでした。

・短期筋の見切り売り

・日銀の各候補者への所信聴取を控えたポジション調整

・円金利上昇に伴う円買い圧力の上昇

・上昇が続いた米金利が低下した事に伴うドル売り

・セントルイス連銀ブラード総裁のハト派発言

「2023年は、インフレを抑制できる見込みがある」

上記の要因によりドル円は米国時間に向けて134.38円まで下落しました。

しかし米国勢が参入してくるとドル円は反発。

・短期筋のショートカバーが働いた事

・米金利が再び上昇したことに伴うドル買い圧力の上昇

・FOMC議事要旨のタカ派内容(数人の当局者が0.50%の利上げを支持していたと言う内容)

これらが要因となりドル円は134.98円まで値を戻しました。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇺🇸1月シカゴ連銀全米活動指数

・🇺🇸10ー12月期GDP改定値

・🇺🇸新規失業保険申請件数

・アトランタ連銀ボスティック総裁講演

***

◆本日のドル円相場の予想◆

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