上昇と急落と繰り返すドル円(2022/10/3)
❷ 🇺🇸9月のISM製造業景況指数は冴えない結果。🇺🇸長期金利は急低下。
❸ 以前として日銀の為替介入の警戒感は強い。
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
・FRB当局者の発言
リッチモンド連銀バーキン総裁:「インフレが悪化するリスクに備える必要」
ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁:「インフレは依然として高過ぎる。FRBの仕事は終わっていない」
◆昨日のドル円相場の特徴◆
週明け3日(月)のドル円は急伸と急落を見せました。

・日米金融政策格差を背景としたドル買い・円売り
・心理的節目の145円突破に伴うショート勢のストップ買い
上記2点が材料となり、ドル円は145.30円まで上昇しました。
しかし未だ根強く残る日銀の為替介入への警戒にロング勢がストップ売り。
欧州時間から米国時間には、
・クレディ・スイスを巡る破綻危機への警戒感が上昇。
(クレジット・デフォルト・スワップのスプレッドが急拡大)
クレジットデフォルトスワップは簡単に言えば市場が破綻すると思うほど高くなるデリバティブです。
・🇺🇸9月のISM製造業景況指数が冴えない結果
(結果:50.9 予想:52.2 前回:52.8)
・🇺🇸長期金利の急低下
(米10年債利回りは3.58%まで急低下)
これらが要因となりドル円は144.16円まで下落しました。
その後、FRB当局者の発言により金利は下げ止まり、ドル円は再び上昇に向くも……。
(FRB当局者の発言)
リッチモンド連銀バーキン総裁:「インフレが悪化するリスクに備える必要」
ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁:「インフレは依然として高過ぎる。FRBの仕事は終わっていない」
To be continued
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸8月製造業受注
・🇺🇸8月耐久財受注
・🇺🇸8月JOLT雇用動態調査
・FRB当局者の発言
(ダラス連銀ローガン総裁発言)
(ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁発言)
(FRBジェファーソン理事発言)
(サンフランシスコ連銀デーリー総裁発言)
◆本日のドル円相場の予想◆
詳しい情報はディスコードで共有しております。本日もドル円のアップサイドリスク並びにダウンサイドリスクに注意していきましょう。
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