[2023.4.14]PPI下振れでドル円の均衡破られる。

①ドル円、PPIの悪化により132.02円まで下落。インフレピークアウト期待が再発。
②ドル円は一目均衡表の雲上限突破失敗。日米の金利差は縮小傾向。
YS@Investor and Trader 2023.04.14
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の見通し

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸3月生産者物価指数

[前月比]

結果:-0.5%🔻 予想:0.0% 前回:-0.1% 前回改定値:0.0%

[前年比]

結果:2.7%🔻 予想:3.1% 前回:4.6% 前回改定値:4.9%

[コア・前月比]

結果:-0.1%🔻 予想:0.3% 前回:0.0% 前回改定値:0.2%

[コア・前年比]

結果:3.4%🔻 予想:4.1% 前回:4.4% 前回改定値:4.8%

・🇺🇸新規失業保険申請件数

結果:181.0万件🔻 予想:182.0万件 前回:182.3万件 

***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

13日(木)のドル円は大幅下落となりました。

日本時間から米国時間早朝にかけてドル円は4/5に形成し始めた三角持ち合い下値を素直に右肩上がりに上昇。前日より続くドル円の強い下値支えは強く、米国時間朝方にドル円はこの日の高値133.40円を記録しました。

しかし米経済指標(PPI等)が悪化を発表。米国のインフレピークアウト期待が再開したと市場心理が働き米長期金利が急低下。米ドル売り圧力が上昇しました。

ドル円は三角持ち合い下値を割った事で下落圧力が高まり、米国時間早朝に安値132.02円を記録しました。

その後引けにかけて戻りは鈍く、方向性を探るような動きが続いています。

***

◆今日のチェック項目◆

・🇺🇸3月小売売上高

・🇺🇸3月輸出入物価指数

・🇺🇸3月鉱工業生産

・🇺🇸3月設備稼働率

・🇺🇸2月企業在庫

・🇺🇸4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値

***

◆本日のドル円相場の見通し◆

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