タカ派スタンスを緩めないFRB当局者たち。ドル円は下げても大きく反発。2023.5.17
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◆昨日のドル円相場の特徴◆
16日(火)のドル円は下落後に大きな反発を見せました。
この日のドル円は日本時間から欧州時間は目立った動きはありません。マーケット参加者も一旦の利確を求める人が多かったのか、この時のドル円は下落傾向にありました。
米国時間オープン前に発表された🇺🇸4月の小売売上高は予想を下回るものとなりました。
これによりドル円は200日移動平均線を目指して下落。この日の安値135.67円を記録しました。
しかし米国時間に入ってからは、FRB当局者たちのタカ派発言が目立ちます。
クリーブランド連銀メスター総裁:「労働市場は依然としてかなりタイト」「金利は十分に制限された水準にない」とのタカ派的な発言
リッチモンド連銀バーキン総裁:「インフレについてはまだ納得が得られない」「必要なら追加利上げの可能性」
ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁:「経済は容認できないほどの高インフレに直面している」
タカ派スタンスを崩さない彼らの強気の姿勢に米金利はショートカバーが働き、ドル円は大きく反発。136.69円の高値を記録しました。
引けにかけて下げるも動きは限定的。執筆中の現在は、136円半ばを推移しています。
◆昨日のチェック項目◆
・🇺🇸小売売上高 04月
前月比
結果:0.4%🔻 予想:0.7% 前回:-1.0% 前回改定値:-0.7%
コア・前月比
結果:0.4%🔺 予想:0.3% 前回:-0.8% 前回改定値:-0.5%
◆本日のドル円相場◆
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良いトレードになりますように。
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