🇬🇧BOEのサプライズ報道に為替市場はポンド買いが集中!資産現金化需要は依然として継続中。(2022/9/28)
❷ドル円、145円の上値を抜けられない。日銀の介入介入への警戒感根強い。
❸ ECB当局者の利上げに対するタカ派発言は更なる強気姿勢へ
目次
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昨日のチェック項目
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昨日のドル円相場の特徴
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今日のチェック項目
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本日のドル円相場の予想
◆昨日のチェック項目◆
なし
◆昨日のドル円相場の特徴◆
28日のドル円は下落基調の動きとなりました。
日米金融政策の方向性の違いにより派生するドル高、円安の影響により、昨日のドル円は日本時間朝方にかけて144.87円まで上昇するも145円を突破する事は本日もありませんでした。
・財務省並びに日銀による追加の円買い介入への警戒感
・短期筋によるチャートの心理的動向によるポジション調整
(145円をトップに警戒感が強まっているため、ドル円が145円に近づくとロングポジションが手仕舞いされる動きが目立つ)
これらが現在のドル円市場に根強く残っています。
欧州時間が本格的に動き出した頃、ドル円は大きく下落します。
・🇬🇧中銀の長期国債買入れ再開のサプライズ報道
(🇬🇧債券の利回りは急低下。🇺🇸10年債利回りもこれに連られ4.01%から3.70%へ下げました。)
・ECB当局者の強気のタカ派スタンス
ECBラガルド総裁の発言「インフレ期待を抑制できない状況を許さないという強いシグナルを出す必要がある」「今後数カ月は利上げを継続するだろう」
ECBレーン専務理事の発言「ECBは10月会合で0.50%か0.75%の利上げを実施する可能性」
これにより為替市場は、ポンド買いが集中。🇺🇸金利が下落した事でドルからポンドへの流入も見られた事でドル円は143.91円まで下落しました。
◆今日のチェック項目◆
・🇺🇸4月から6月にかけてのGDP確報値
・🇺🇸新規失業保険申請件数
・セントルイス連銀ブラード総裁講演
・クリーブランド連銀メスター総裁発言
・サンフランシスコ連銀デーリー総裁講演
◆本日のドル円相場の予想◆
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