[2023.1.9]ISM非製造業景気指数が50割れ。今後の急落トリガーになるか?

❶ 米長期金利の低下や日銀金融政策の方向性の修正により1/3にドル円は129.51円まで急落。
❷ 米国時間にはFRB当局者のタカ派スタンスと米経済指標が好調により134.76円まで上昇。
❸ 米雇用統計は平均時給の伸びが鈍化。 ISM非製造業景気指数は50割れ。米長期金利も低下。ドル円132円前後まで値崩れ。
YS@Investor and Trader 2023.01.09
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***

目次

  • 先週(1/2 - 1/6)の振り返り

  • 今週(1/9 - 1/13)の予想

***

先週(1/2 - 1/6)の振り返り

先週の週初、ドル円は昨年の6月以来の最安値を記録しました。

・米金利低下に伴うドル売り圧力の上昇

・日銀の金融緩和修正の観測

日本経済新聞社が昨年末31日に報じた「日銀が1/17ー1/18の会合で物価見通しを上方修正すると共に政策修正に動く可能性がある」との報道

・昨年の8月2日に記録した直近安値130.40円を下方ブレイク

(ロング勢の大規模ロスカット発動)

これらが要因となり、ドル円は年初から翌1/3にかけて129.51円まで急落しました。

しかしその後、

・短期間で下落した故の反動

・FRB当局者の更なる利上げ(ターミナルレートの天井値更新)の示唆🔥

ミネアポリス連銀カシュカリ総裁のタカ派発言「FRBは目標金利を維持すべきで金利水準は5.4%になることを見込む」

・🇺🇸11月JOLT雇用動態調査(結果:1045.8万件 予想:1005.0万件)の市場予想を上回る好結果

・年初(1/4)ロンドンフィキシングが絡む強烈なドル買い・円売り🔥

・FOMC議事要旨のタカ派スタンス🔥

「2023年中に政策金利の引き下げが適切と予想するFERメンバーは居ない」「FF金利の継続的な引き上げが適切」

・🇺🇸12月のADP雇用統計(結果:23.5万人 予想:14.9万人)好結果🔥

・🇺🇸新規失業保険申請件数(結果:20.4万件 予想:22.5万件)好結果🔥

・🇺🇸11月貿易収支(結果:▲615億ドル赤字 予想:▲630億ドル赤字)の赤字幅縮小

・日銀関係者のYCC否定を否定🔥

「日銀はYCCの再修正を急がず、12月決定の影響と効果の見極める」とのヘッドライン

上記の上昇材料が連発した事により支援材料となり、ドル円は週末にかけて、最安値から5円近く上昇。134.76円を記録しました。

心理的節目135.00をバックに伸び悩むと、(17)

注目された雇用統計ですが、平均時給での伸び率鈍化が確認されました。ISM非製造業景気指数も基準値の50を割った事により、なかなか数値が落ちなかったサービス業への影響も下落観測できた事により、米金利が低下。これによりドル円も132円前後まで値を崩す動きとなりました。

***

今週(1/9 - 1/13)の予想

年明け1/3にドル円は安値129.51円を記録しましたが、その後は134.76円まで持ち直しました。しかしながら上記要因により135円の壁を越える事はありませんでした。

今週は1/12に🇺🇸12月消費者物価指数が発表されます。

もしこれが市場予想を下回る結果となれば、先週に発表された平均時給の伸び鈍化に相まってドル円急落に拍車がかかると思考します。

個人的思考ですが、

現在のマーケットはFRBは金融引き締め休止モードの移行をどう遂行していくかを伺う状況下にいると考えます。FOMC議事要旨やFRB当局者の発言はタカ派的内容を多く含みましたが、米国債券市場の反応は非常に限定的でした。

兼ねてより申していますが、FRBは実質金利上昇に伴う経済のオーバーキルを一番に懸念している為、5%超の利上げは極力早めに終わらせたいはずです。

先週末の最後に発表されたISM非製造業景況指数(結果:49.6 予想:55.1)

これが急低下の決定打となる可能性は十分考えられます。

また日銀による金融緩和の追加修正(1/18の日銀金融政策決定会合)観測も浮上しています。

この新たな状況の中、今週はFRB当局者たちの発言が相次ぎます。彼ら彼女らから、どの様な発言が出て、米国は経済の流れをどう操作していきたいのか見解を見定めましょう。

今週もよろしくお願いします!

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