[週報]先週までの振り返りと今週の戦略

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YS@Investor and Trader 2023.04.17
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目次

  • 先週までの振り返り

  • 今週の予想

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先週までの振り返り

◯テクニカル観点とファンダメンタル観点を交えた考察

先週のドル円は、テクニカル観点ではシナリオ通りの動きとなりました。

4時間足レベルで認識できる上昇トライアングル。その中での値動きが中心と言った所でしょうか。

上昇トライアングル内で売り買いの攻防が拮抗。デイトレーダーはシナリオを描くのがとても難しい相場だったのではないかという印象です。

先週の市場の動きを月曜日から見ると、

週初、日銀当局者たちのハト派発言により円売りが為替相場に強いインパクトを与えました。

・植田総裁:「政府との共同声明を直ちに見直すことはないと一致」「現行のイールドカーブコントロールを継続することが適当である」「日本では金利を大幅に上げる状況ではない」

・氷見野副総裁:「金融緩和が経済の好循環につながることを目指す」

・内田副総裁:「いかに工夫をこらして金融緩和を継続するかが課題」

これにより日経株式市場は米国株式市場に比べ非常に堅調な推移を示しました。

日銀が金融緩和継続のスタンスを表明した為、円主体でのドル円の方向決めは一旦後退。ドル円の行先は米国の政策と経済状況が指揮をするターンとなりました。

FRBがFF金利を高く維持する中、インフレ率は抑えられるのか?経済は高インフレに耐えられるのか?が市場の焦点となります。

先週のメインイベント🇺🇸3月CPI発表日の水曜日、指標結果は冴えない結果となりました。

➡︎🇺🇸3月消費者物価指数(結果:+5.0% 予想:+5.1% 前回:+6.0%)

同日に発表されたFOMC議事要旨では、政策金利の据え置き(利上げの一時停止)が検討されたことが明らかとなっていました。

他の経済指標(米新規失業保険申請件数、🇺🇸3月生産者物価指数)においても伸び率が鈍化。

これにより米金利低下に伴うドル売りが再開した事で、ドル円は一時132.02円まで反落しました。

しかしFRB当局者は以前からインフレ率の再上昇を強調していました。

➡︎ニューヨーク連銀は1年先の期待インフレ率を上方修正(4.2%→4.7%)

➡︎ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁:「FRBがあと1回利上げに動くことは理にかなっている」

etc

週末にかけて🇺🇸インフレ率上昇を予想する材料が増えていきます。

➡︎🇺🇸ミシガン大学が1年先期待インフレ率の上昇を大幅修正(結果:4.6% 予想:3.7% 前回:3.6%)

➡︎FRBウォラー理事:「インフレ率は依然として高すぎる」「金融政策はかなりの期間、引き締め状態が維持される必要がある」

etc

これらインフレ率の上昇材料は米金利上昇におけるドル買い圧力を上昇させドル円は週末にかけて133.80円前後まで持ち直す動きを示しました。

テクニカル的に見ても日足、4時間レベルで安値切り上げの材料は上記の要因と位置付けるのが妥当であり、金曜日のドル円急上昇は上昇トライアングルのブレイク。後に137.80円の週足三尊左肩ライン目指すシナリオ(下図)が現実味を帯びてきました。

***

今週の予想

テクニカル的観点では、4時間規模の上昇トライアングル内での攻防が週初から週中にかけて継続すると予想します。

現在のドル円は、週足下降トレンドラインも直上に迫っているためトライアングル上限と週足の下降トレンドのレジスタンスライン。これらの重なりから5分足から15分足でショート目線に変わっていくかもしれません(下図参照)

5分足チャートを見ると、トライアングル上限で高値更新が出来ておらず(執筆修正してる現在は高値更新中。134円の心理的節目で工房が続いている)、揉み合いを繰り広げている為、133.642円のネックライン下抜け。これが確認できれば、戻りショートのシナリオが生きてくると思われます。

逆に

4時間上昇トライアングルをブレイクする可能性は、サプライズニュースがない限り低いのではないかと考えます。

週後半には重要指標も控えている為、4時間レベル保ち合いの攻防に決着がつくかもしれませんね。

***

ファンダメンタル的観点では、引き続きドル売り・円買いトレンドが継続すると予想しています。

先週の金曜日よりインフレ上昇におけるFRBの利上げ期待が好感されていますが、あくまでも一時的要因であり米国のインフレはピークアウトしていると強く思考しています。(米CPI、米PPI共に伸び率が鈍化している為)

先週の金曜日にFRBウォラー理事は年内利下げ観測を牽制してましたが、FedWatchツールでは年内2・3回の利下げが既に織り込み済みの状況です。

米国が利下げを観測するにつれて日銀も金融緩和の修正を行ってくると強く予想しています。(あくまでも個人的見解)

これらの事から、年内利下げ開始が織り込まれる米国と、これから引き締め方向に向かう日本との金融政策格差によりドル円は下落に導かれると考えています。

以上、テクニカル・ファンダメンタルの両観点から、ドル円の上昇は一時的であり、当方は引き続き、ドル売り・円買いトレンドが継続すると予想します。

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