日銀の為替介入警戒でドル円高値から急反落。2023.6.16
『YSのドル円観測日記』は為替に特化した内容を、日々のトレードの参考になるようファンダメンタル・テクニカル両面から考察するメディアです。
無料版ではファンダメンタルの観点から、様々なソースから値動きに関わったであろう要因を一つにまとめる日報、テクニカルの観点も入れた為替考察を行う週報をお送りしています。
有料版(サポートメンバー)は「今この瞬間」のトレードについてみんなで話し合う空間を Discord サーバーで配信しており、¥2,000 / 月で参加できます。
◆昨日のドル円相場の特徴◆
15日(木)のドル円はFOMC後の急伸で高値を更新するも、その後に急反落する動きとなりました。

FOMC後のドル円は、本邦ゴトー日要因における実需のドル不足を材料に上昇します。日本株式市場も堅調な動きを推移した事が下値支えとなりました。
ドル円は5/30に記録した直近高値140.95円を目指して上昇。上方ブレイクを見せた事で短期筋が更にストップBUY誘発して高値が更新。欧州時間朝方に141.50円を記録しました。
しかしその後、
・ECB理事会並びにラガルド総裁の記者会見を警戒しての調整
・日銀による為替介入警戒の高まり
・米経済指標の冴えない結果
米新規失業保険申請件数(結果:26.2万件 予想:25.1万件)
失業保険継続者数(結果:177.5万人 予想:176.5万人)
これらが下落材料となり米国時間には140.16円まで下落しました。
その後の動きは限定的。本日の日銀金融政策決定会合を警戒する様な動きとなり、現在もその動きは続いています。
◆本日のドル円相場◆
リアルタイムの「今この瞬間」のトレードについては、Discord サーバーで配信しており、¥2,000 / 月で参加できます。ぜひご検討ください。
YSと投資を学ぶニュースレター
・過去の記事も読み放題
・毎週届き、いつでも配信停止可
・読みやすいレターデザイン