通貨オプション取引は為替動向の攻防前線!
◯ご挨拶◯
読者の皆様。こんにちわ!
先日ディスコードにて、以下の質問を頂きました!

(読者の皆様も、是非質問がありましたら、頂戴下さい!私も説明する事で知識浸透に繋がり、ありがたい次第なんです!皆様から頂いた質問は心身にお答えさせて頂きます!!)
この質問、正直むちゃくちゃ難しいです。
しかし何とか頂いた質問を納得いく形で着地したいと思い、頑張りますので読者の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
さて、今回の記事は、直接回答に至るまでの前段の話になります!
まずは、頂いた質問内容の意図から確認致しましょう!
レンジ相場をどこから絞るか?
質問にありますレンジ相場ですが、これは皆さん既にご承知の上と存じます!

上図の通り、一定の値幅を横ばいに進む相場の事ですよね。
頂いた質問の意図としては、
どの時間軸で、どこの幅をレンジ相場と定めるか。
ここだと思考します。繰り返しになりますが、これを答えるのは結構難しいです。なぜならレンジ相場の考え方は人によって違うからです。
これといった規約的な定めもない為、正解がそもそも無いんです。
ですので今回は、私個人の考え方からレンジ相場の定め方をお伝えできればなと思います!
私は、実需の面から、レンジ相場の幅を絞る事が多いです。その指標は通貨オプション価格です。
通貨オプションって何?
通貨オプションとは、オプション市場における通貨売買の保険の様なものです。
通貨オプションの取引では、定められた期間(権利行使期間と言います)に、予め定められた価格(権利行使価格と言います)で、各通貨ペアを売買する権利(保険)が売買されています。オプション契約の一種ですね!
Q:それって先物市場と違うんですか?
A:違いますね!!
Q:何が違うんですか?
A:仕組みが違います!先物市場というのは、〇〇商品を将来△△円で買う約束をします。時が経ち、〇〇商品は当時の値段よりも下がってしまいました。でも△△円で買う約束をしてるので、買い手は△△円を出して買わなければなりません。これが先物市場です!
一方、オプション市場は〇〇商品を将来△△円で買える権利を売っています。〇〇商品の値段が将来下がっても、買ったのは権利なので権利放棄できるんです!〇〇商品が欲しい場合は権利を放棄して、その時の現在値で〇〇商品を購入できます。損失は権利を買った時に支払った手数料です。
これが先物市場とオプション市場の違いです!
通貨オプションで繰り広げられる攻防
通貨オプション取引では、通貨オプションの売り手と買い手の攻防が為替動向により繰り広げられています。
通貨オプション取引は為替動向の大きな要因の一つなんです。