[2023.2.1]本日FOMC発表日。パウエル議長の発言に要注目!

❶ ドル円、日本時間朝方にかけて上昇するも、月末中値を意識した企業の売りにより129.76円まで下落。
❷ その後はFOMCを意識したポジション調整により130円前後まで回復する。
❸本日4:00発表のFOMCと、同4:30のパウエルFRB議長記者会見に要注目。
YS@Investor and Trader 2023.02.01
誰でも

目次

  • 昨日のチェック項目

  • 昨日のドル円相場の特徴

  • 今日のチェック項目

  • 本日のドル円相場の予想

***

◆昨日のチェック項目◆

・🇺🇸11月S&Pケースシラー住宅価格指数

(結果:6.77% 予想:6.90% 前回:8.64%)

ウェルズリー・カレッジのカール・ケース教授とノーベル賞受賞者であるエール大学のロバート・シラー教授が中心となって開発した、全米主要都市の一戸建て住宅の価格動向を示す指数

・🇺🇸1月シカゴ購買部協会景気指数

(結果44.3 予想45.0 前回44.9(前回改定値45.1))

シカゴ購買部協会がシカゴ地区にある企業の購買担当者へのアンケートを元に発表する指標。50が好不況の分岐点となる。

・🇺🇸1月消費者信頼感指数

(結果:107.1 予想:109.0 前回:108.3)

消費者の観点から米国経済の健全性を図る指標。 米国の民間調査会社コンファレンス・ボードが毎月、現在の景気・雇用情勢や6ヵ月後の景気・雇用情勢・家計所得の見通しについて5000世帯を対象にアンケート調査し、1985年を100として指数化したもの
***

◆昨日のドル円相場の特徴◆

31日(火)のドル円相場は上値の重い展開。

東京時間朝方、ドル円は130.54円まで上昇しました。しかし前日の高値130.60円を超えることはできませんでした。その後、ドル円は月末仲値を意識した本邦輸出企業のドル売り。海外では月末ロンドンフィッキングを意識した売り圧力が上昇

他にも、

・米株式市場が上昇した事によるドル売り圧力

・金利低下に伴うドル売り圧力

・米経済指標が冴えない結果を示した事

これらがドル円下落材料となり129.76円まで下落しました。

しかしFOMCを控えたポジション調整も働いた事でドル円は再び130円前後を推移する位置まで戻りました。

本日はFOMCですね。急な値動きに要注意です!

***

◆今日のチェック項目◆

・🇺🇸1月ADP雇用統計

・🇺🇸1月ISM製造業景況指数

・🇺🇸12月JOLT雇用動態調査

・FOMC

・パウエル議長記者会見

***

◆本日のドル円相場の予想◆

詳しい情報はディスコードで共有しております。ディスコードは有料会員サービスとなります!

・投資の学び方が見つかる!
・過去の記事も読み放題
・毎週届き、いつでも配信停止可
・読みやすいレターデザイン

すでに登録済みの方は こちら

サポートメンバー限定
日銀会合後の上げ幅調整。続落リスクに要警戒の12月最後のドル円動向。
サポートメンバー限定
日銀金融決定会合後にドル円に大きなボラティリティ発生を予想!
サポートメンバー限定
FOMCがドル円の次の分岐点。その詳細をテクニカルとファンダで解説。
誰でも
2023年のベストバイストック!
サポートメンバー限定
米金利低下でドル円急落。下値は145円か!?
サポートメンバー限定
感謝祭明けのドル円の動きは両方あり得る!なぜか??
サポートメンバー限定
年初来高値更新後に反落。ドル円は反発するのか?それとも.....。
サポートメンバー限定
政府・日銀は為替介入を実行できるのか?