米債務上限問題の進展と金融システム不安の後退でドル円137円の壁を再突破。2023.5.18
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◆昨日のドル円相場の特徴◆
17日(水)のドル円は急上昇しました。

日経平均株価が1年8ヵ月ぶりに3万円の大台突破した事に伴い、円金利が低下。ドル円は上昇を強めます。
日本時間は日経が完全にドル円を引率しましたね。大きく動いたのは米国時間でした。
この日行われたバイデン大統領と下院議員による債務上限問題の協議にて、
マッカーシー米下院議長は「最終的にデフォルトにはならない」「今週中の合意は実行可能」との楽観的な発言が見られました。

また同時間に🇺🇸ウエスタン・アライアンスが預金量増加を発表しました。
これにより米地銀と取り巻く金融システム不安が後退。
これら2つがドル円上昇の大きな支援材料となり、この日ドル円は137.66円の高値を記録しました。
引けにかけて反落するも下値は堅く、執筆中の現在も137円半ばをキープしています。
◆昨日のチェック項目◆
マッカーシー下院議長のタカ派発言:「最終的にデフォルトにはならない」「今週中の合意は実行可能」
◆本日のドル円相場◆
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良いトレードになりますように。
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