市場の円ショートポジションが大幅に減少。ドル円は再び上昇しやすい相場観へ(2022/8/16)
目次
-
昨日のドル円相場の早見表
-
昨日のチェック項目
-
昨日のドル円相場の特徴
-
今日のチェック項目
-
本日のドル円相場の予想
◆昨日のドル円相場の早見表◆
✅ ドル円、短期筋の押し目買い、株価堅調、良好な米指標に米国時間に一時134.68まで急伸
✅ ユーロドル、独ZEW景況指数の不冴え等に1.0122まで下落するも1.01台後半に持ち直す
✅ ドル円CPI発表後の下落をほぼ全戻し、転換線を上抜けてテクニカルの地合い改善
✅ ファンダメンタルズもドル円の続伸連想させる材料多い
✅ 本日米7月小売り売上高、米FOMC議事要旨に注目、ドル円のアップサイドリスクに要警戒
◆昨日のチェック項目◆
✅ 🇺🇸7月輸入物価指数
(前月比)結果:-1.4% 予想:-1.0% 前回:0.2%
(前年比)結果:8.8% 予想:9.4% 前回:10.7%
✅ 🇺🇸8月ミシガン大消費者信頼感指数
結果:55.1% 予想:52.5%(予想より上振れとはいえ低水準)
◆昨日のドル円相場の特徴◆
16日(火)のドル円は1円超の急上昇を見せました。

✅ 短期筋による押し目買い圧力の上昇
(先週のドル円の急落により、市場の円ショートポジションが大幅に減少した事で投機筋の新規ドル円ロングが構築されやすい相場環境になった)
✅ 直近の高値(133.85円)突破に伴う仕掛け的なドル買い・円売り

✅ 株式市場の持ち直しによりリスク回避が後退。リスク先行の円売り再開。


✅ 🇺🇸金利上昇に伴うドル買い圧力上昇
✅ 🇺🇸経済指標の市場予想を上回る結果
7月建設許可件数(結果:167.4万件 予想:165.5万件)
7月鉱工業生産(結果:0.6% 予想:0.2%)
7月設備稼働率(結果:80.3% 予想:80.2%)
これらがドル円の上昇材料となり、米国時間の朝方にドル円はこの日の高値134.68円を記録しました。
しかし引けにかけて下落。現在下落傾向にあります。
◆今日のチェック項目◆
✅ 🇺🇸7月小売売上高
✅ 🇺🇸FOMC議事要旨